休みの日の朝は最高!
昨日に引き続き太陽がぴかぴかで暖かい。昨日から準備していた確定申告の資料も朝、早起きして片づけた。
あとは提出するだけ。
毎月少しずつやっておけばいけばいいのだけど、どうしてもこの時期に一気にまとめるようになる。
それでも小さな店のことなので一日あればなんとかなる。あーすっきりした。
20110215
こんなに早く起きてもしょうがないんだけどなぁ。
僕が起きると必ず一緒に起きる犬がいない。トイレにもついてこないし、尻尾をぱたぱた振る音もしない。
時計の音ってこんなにうるさかったっけ。
ソファに座ってじっと腕をみたら、たくさんあったはずのひっかき傷がいつの間にかなくなっていた。
僕のフリースベストにすっぽり隠れるくらい小さかった時につけられた傷。
ずっと消えずに残ってくれてよかったのに。
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新年
今まであまり意識したことなかったが今日は旧暦のお正月。
今日から新しい一年が始まる。
そう考えると年明け早々大変だったことが、去年の暮れが大変だったなぁに変わる。
ずっと雨だったけれど、天気予報も外れ、ぴかぴかのお日様が顔を出している。
あけましておめでとうございます!
今年も宜しくお願いします。
頑張るぞ!!
無垢
パラダイスのななちゃんに貸してもらった「メゾンドヒミコ」を観る。
DVD機器の調子が悪く、途中で何度もフリーズするので、そのたびに取り出し、入れ直しながら。
人間の生きるためのエネルギーというのは、やっぱり愛ではなくて欲望なんだ。
愛は満たされると、もういつ死んでも構わないと思うものなぁ。
雲の上に乗った仙人のように生きるよりも、地べたに這いつくばって、
欲望を追いかけて生きるのが人間らしい生き方かも。
でも決して一番身近で簡単な欲望に溺れてはいけない。
定休日のお知らせ
1月30日(日)は臨時営業いたします。
2月の定休日は 1(火)、5(土)、10(木)、15(火)、16(水)、20(日)、25(金)となります。
宜しくお願いいたします。
小さく灯る
分厚く重たい雲に覆われた島の冬らしい一日。昨日も今日と同じような天気だったが、休みだったし、病院に行ったし、モスの塩バターチキンバーガーも食べたし、立神と龍の大きな絵もみたし、絵本や詩も読んだし、KARAも踊ってもらったし、隠れ家レストランはお休みだったけれど、おかげでもっと美味しい骨付き肉をみんなでいただいたから、ちっともさびしくなかった。けれど、一度だけびっくりして泣いた。蓋をして押さえているだけで、油断していると悲しみはいつでもそこからあふれてくる。振り返ると昨日はやっぱり不思議な一日だった。あそこであの絵に出会ったのも、たまたま家に戻ったタイミングで立神に向かうあのご家族に出会ったのも、あの本を偶然見つけて読んだのも、みんな意味のあることだった。僕は本を読みながら、想いを巡らした。そしてようやく自分がこれから何をすべきかわかったような気がした。まずは頭の中にあるイメージをちゃんと形にしてみよう。ちょいと本気だします。
三寒四温
昨日久しぶりに更新したのに、あまりにリアルすぎて悲しすぎると相棒からNGが出てしまい非公開に。
今年はどんなことでもいいからなるべくマメに書いてねと言ってたくせに。
確かにあまり心配をかけてはいけない。僕らは元気です。
季節が冬から春に変わるように、心も少しずつ緩んで明るくやわらかな気持ちになれたらいいなと思う。
去る14日に愛犬オンが永眠しました。 3年3ヶ月の短い命でした。
さよなら
寝ても覚めてもオンのことばかり。
写真のフォルダを片っ端から開いてオンを探す。生まれて約一ヶ月の頃にいとこの家からもらってきてからの3年間の記録がそこにある。小さなハーネスをつけたオン。猫たちと並んで寝ているオン。海で思いっきり走るオン。僕らと並んで上手にお座りしているオン。家のいたるところ、僕らの生活のあちこちにオンがいた。
異変に気付いたのは去年の暮だった。ご飯を食べなかったり、体の半分だけテラスに出してじっと動かなかったり、お腹が少し膨れていたり。
知り合いに「それは赤ん坊がやってきて、きっと焼きもちを焼いていじけてるんだよ」と言われ、なるほどタイミング的にそうかもしれないと、それから意識してさびしくないようにいつもより構うようにした。それでも泣いて訴えてくる赤ん坊には敵わず、ついついほったらかしになる。お腹のふくらみは気になっていたが、元に戻ってへこんだりもするし、食欲もあるし、散歩も毎日行き、運動もするので、たまに元気がなくなるのはきっと精神的なものだと思っていた。
年が明け、相棒が予定していた手術のための入院となり、僕も付き添いで半日家を空けたりしなければならなくなり、一人ぼっちで留守番をさせることが多くなった。夜、家にオンを一人残して病院に行き、朝、祈るような思いで家の裏からテラスの窓を開けるとオンが尻尾を振って元気にやってくる。「ごめんね、さびしかっただろう?」と抱きしめるといつものように耳やあごをなめてくれる。嬉しくて急いで長くつに履き替えいつもの海へと向かった。
思いっきり元気に走りまわる姿をケータイのカメラで写真や動画を撮り相棒に送る。それで二人とも安心してた。相棒が入院して3日目の夜には、もう付き添いは大丈夫だからと言われ、夜のうちに自宅に戻る。
「今日はどこにも行かないからな」とオンの頭を撫で、ベッドから布団をおろしてホットカーペットの横に敷きオンと並んでで寝ることにした。ホットカーペットの上のほうがあったかいはずなのにオンは布団の上にずりずりと上がってきて僕にくっつく。布団の中から手を伸ばして撫でてやるとふさふさの毛があったかくて気持ち良かった。
翌朝、目を覚ますとオンはすでに起きていて頭だけあげてこちらをじっと見ている。
僕が体を起こすとオンも起き上がり尻尾を振って鼻をならした。散歩の催促、いつものオンだ。
急いで支度して海にいく。オンは元気に走りまわる。柔らかいウンチをしたのが気になるが、色は心配ない、普通の便の色だ。家に帰り、足を洗うためのお湯を準備している間にもオンは庭で2回下痢をした。家にいれ、いつものように朝ご飯をやるとちゃんと食べた。大丈夫、食欲もある。
僕は自分の分の朝食を用意して、いつものように少しだけオンのためにパンの端っこを残した。そして窓をあけ、オンと一緒にテラスにでる。オンは元気に飛び出し、くるっとまわってお座りして僕の手からちぎったパンを食べた。本当にいつもと変わらない朝だ。
それから僕はシャワーを浴びる前にメールをチエックしようとパソコンを開いた。オンはホットカーペットの上に戻り、自分専用のミッキーマウスの毛布の上に座っている。
そのとき、座ってる足が少し震えているのが気になった。
10分くらいしてオンがまた外に出て、じっとしている。
尻尾がだらりと折れ下がっている。調子が悪くなる前兆だ。
心配しながら見ているとオンがゆっくり庭のほうに下りたので、あわてて後を追うとよだれをツーッと垂らしていた。「オン!」と声をかけたら、振り向き、うつろな目で僕を見た。嫌な予感がした。すぐにせき込むような勢いで2度吐いた。出てきたのはさっきあげたばかりのパンだった。
よく吐いたものをまたすぐ食べようとするので、急いで片づけたが、今回はじっとしたまま動かなかった。
ますます心配になり、開いたままのパソコンで動物病院の電話を番号を調べ、様子を伝え、すぐに連れていくので診てくださいとお願いした。オンは立っているのが精いっぱいで動こうとしなかったので抱きかかえて車に乗せる。車の中でも横になったまま頭だけぼうっとあげている。運転しながら片手を後ろに回し、ずっとオンの頭や腹をなでてやる。「大丈夫お医者さんに診てもらうから、きっと良くなるよ」と、自分に言い聞かせるように呟きながら。
病院に着くとすぐに受付をすませ、オンを抱きかかえて車から下ろそうとしたがオンは体を固くして抵抗した。なんとか抱き上げて診察台の上に乗せた。先生の問診に懸命に答えるが先生は頭をひねるばかり。検査のために血液とレントゲンをとってもらい、結果がでるまで3,4時間かかるので、結果がでたら電話しますが、それまでお預かりしましょうかと言われた。
僕はその間、近くの別の病院にいる相棒のところで待とうと、「それじゃ、お願いします」といったん言ってみたが、オンを抱きかかえ案内された場所はとても小さく冷たそうな檻のなかだったので、あまりにかわいそうになり、「やっぱり、そばにいます」と、もう一度オンを抱いて車に戻った。
連れてきた時よりももっと元気が無くなったオンを後方の座席に乗せたまま、相棒の病院に向かう。
地下の駐車場に停めたがオンをそのまま置いて車の外に出る気になれず、裏の駐車場へ回る。
病室の窓が見える場所に車を停め、携帯で電話をかけた。
「オン、やっぱり、駄目だ。さっき動物病院の先生に診てもらって、検査の結果を待っているよ。
時間かかるからその間どうしようかと思って・・・」と話したところでオンの荒い呼吸が聞こえた。あわてて電話を切り、病院に車を走らせる。その間もオンはぜーぜーと苦しそうにしている。
駐車場に飛び込み、ドアを押しあけ先生を呼ぶ。先生が開いたままの車のドアに駆け寄りオンの様子をみた。急いで心臓のマッサージをしたが、もうすでに遅かった。
オンは目と口を少し開けた状態でピクリとも動かなかった。
「・・・オンは死んでいるのですか?」
「お気の毒ですが、瞳孔も開いてますし、もう・・・」
オンに覆いかぶさるように抱きながら声を押し殺して泣いた。
落ち着かなくてはならない。入院中の相棒にはまだ伝えられない。
とっさに夢元さんの顔が浮かんだ。電話をかけ、目の前の信じがたい事実を伝える。
「今から帰ります、助けてください」
情けないが涙声でそういうのが精いっぱいだった。
放心状態で車を走らせ、30分後夢紅の前に車を停めた。そのまま降りることができない僕に気付いたみんながそばに集まり、オンと僕を撫でてくれた。
それから家まで帰り、オンをそうっと抱きあげて車から降ろし、いつもの居場所に寝かせてあげた。
ぐにゃぐにゃだった。
横になったオンはぴくりともしない。
まだあったかかった。昨日の夜、オンがそうしたように今度は僕がオンの背中を抱いてくっついて寝た。オンの顔を覗き込みながらこぼれた涙がオンの目にあたり頬を伝った。さっきまでそこで動いていたのにと、家のあちこちに目をやる。
どこにだってオンの動く姿が目に浮かぶ。でも現実に目の前で横たわるオンは静止画のように動かない。悲しさと寂しさがいっぺんにやってくる。暗くなる前に埋めなくてはと、もう一度車を走らせ夢元さんを迎えに行った。一緒に軽トラックに乗りスコップ2本持って海の見える場所に行った。
二人で穴を掘り、硬くなったオンをゆっくり寝かせ上から土をかぶせた。
まだ一週間しかたっていないのにもうずっと前の出来事のようにも思う。
あれから相棒と二人何度も泣きながらオンの話をした。
お互いを責めたり、慰めあったり。
死因はお腹にたまっていたのが水ではなくて血液だったので、おそらくどこか太い血管が破裂したのだろうということだった。事故にあったわけではないので、直接の原因は不明だ。
しかしオンをこんなに早く死なせてしまったことは飼い主である僕の責任だ。
オンを飼うことを決めた時に、反対する親やまだ迷っていた相棒に
「犬一匹、面倒見れなくてどうする」と、僕は押し切った。
いとこの家から車で連れて帰るときの子犬だったオンの表情が忘れられない。
「さびしくないからね、ずっと一緒にいるからね」
と、そのとき僕は声をかけたんだ。
温もりの温、音楽の音、スイッチオンのオン
散歩のときに僕ら以外誰もいない海で大声でオーンと呼ぶのが好きだった。
本当に子供の頃のような純粋な気持ちになれた。
オン、駄目な飼い主で本当にごめんなさい。 そばにいてくれてありがとう。
ずっと忘れないよ。
2011年も宜しくお願いいたします
本日から通常営業(11時~18時30分)となります。
1月は祝日の10日(月)は営業し、11日、15日、20日、25日、30日が定休日です。
この時季、島はやっぱり雨が多いです。
すかっと晴れた気持ちのいい青空に会いたいなぁ。