いよいよクリスマスイブまであと四日となった。相棒がぽつりと言った。「今年は私のところにサンタさんやってくるかなぁ」
どういう意味だろ?うちのチビはもう中学生になったからサンタは来ないと、その代わりお父さんやお母さんに欲しいものをリクエストするって言ってて、去年はネックウォーマーだった。今年は旅行(相棒の実家に里帰り)がプレゼントだから他には要らないって言っている。僕もサンタも気を遣ってもらい大いに助かっている。でも、まぁリクエストに応えるのも良いけれどやっぱりサプライズが良いよねー。サンタさんからのプレゼント、一番嬉しいのは絵本じゃない?これなら大人になっても嬉しいし毎年宝物が増えていく感じがいい。
2024 12 19
早朝の練習に夕方の部活、そして年明けの駅伝に向けての練習まで加わって運動漬けの毎日。本当、体調を崩さないように気をつけないとだ。都心に雪予報が出ていた今日、島も風が冷たく実際の気温よりも体感温度はかなり低かったはず。そんな中、僕は夕方眠気に負けてちょっとだけ寝た。楽しい夢を見た。これくらいなら正夢になってもおかしくないようなちょっと願望の混じった夢。僕は本も映画もSF的なタイムスリップものが大好きなんだが、時間の流れを常に意識して今この瞬間を楽しめたら良いなと思っている。例えばとっても良い眺めの景色の中にいる自分、これを俯瞰で見ているような、後からこの景色も気持ちも必ず何度も思い出すだろうと頭に浮かんだ時、もうすでに遠い未来から今を過去の出来事のように眺めている。昨日、母親と車の中で話した事もいつか懐かしい記憶になると分かっているからしみじみと目と耳で捉えるようにした。ちょうど幼かった僕が母と手を繋いで歩いた道を反対に車で通り過ぎる。50年の時がそこに混在している。過ぎてしまえばそれもほんの一瞬なのだ。
2024 12 18
週に一度の休み。天気が良く外で気持ち良く洗濯物を干していたら名瀬に住む母からの電話。うちの相棒の実家から荷物が届いているみたいだけど受け取れない、不在通知に書いてある番号に電話してもテープの声で番号を押せと言われるから出来ないとの事だった。じゃあ代わりにクロネコヤマトの事務所で受け取ってくるよと答えた。ヤマトさんに着くといきなり入り口に「荷物受け取りの方へ」と注意書きがあり、「不在届や本人確認書類や委任状が無い場合はお渡しできません。窓口の混乱を避けるためご協力ください」とあった。本人じゃないけど事情を話せば分かってもらえるかもと「すみません、この条件に全て当てはまるんですが」と切り出すと「ご住所わかりますか?お名前は?ちょっと担当地区のドライバーに聞いてみますね」と。その間に母に電話して問い合わせ番号だけ確認した。番号を伝えるとすぐに検索してくれたがヒットしないと言う。ずっと探してくれている間、番号に間違いが無いか母にもう一度電話する。番号は間違いない。「おかしいな。置き配しなかったのはクール宅急便だからだよね?」聞くと母は「いや、クールじゃないよ。チルド」え?まさか??「あ、クロネコじゃない。ゆうパックって書いてある。郵便局だ」びっくりした。荷物=クロネコヤマトだと勘違いしてたらしい。もうヤマトのお兄さんに申し訳なく平謝り。するとお兄さんは「あ、そうだったんですね!分かって良かったです!」と満面の笑顔で応えてくれた。本当に嫌な顔一つせずに。母の勘違いだけじゃなく僕も悪い。間違いをなくすために不在届が必要なのだ。だから注意書きが貼ってある。なんだか迷惑かける事が続いてる。反省。
2024 12 17
今日、朝の時点で車のメーターパネルが示す外気温は14℃だったが昼間は陽が差して25℃になった。多分予報はもっと低いと思うけれど体感的にはこちらが近い。陽にあたってると暖かいのだ。僕は今日は3時半から起きている。充分に寝た気がして起きたのがその時間だった。朝まで眠れなくて残念ということはない。ちゃんと寝れている。そして気が付いたのは今日は一日なげーなって。冬になって夜が明ける(明るくなる)のが遅くなって夕方は6時前には暗くなってしまう。最近一日早いなぁ短いなぁって思っていた。でも今日は3時半からだからもう12時間起きているのにまだこんな時間って感じ。一日が伸びたり縮んだりはしないけれどこの感覚は面白い。61歳でも子供みたいにわぁってなる。だからクリスマスや大晦日は遅くまで起きて翌日も早起きしよう。ゆっくり眠っている時間もいいけれど起きていてわくわくするほうがもっといい。お年玉もらってもその日のうちに豪遊する子だったな。ある年、もらったお年玉をどこかで無くしてしまって、あーあ、こんなことならとっとと使っておけばよかったと思ったこともあったけ。
2024 12 16
歯を抜いた後はしばらくご飯がたべづらくて、食欲もそう無かったのだが、やっと普通に食べれるようになったら、今度はやたらとお腹が空く。それなりに運動をしていれば良いのだけれど座っている時間が長い。カロリー摂取量に代謝が追いつかない。次第に腹が膨らんでくる。またウォーキングしないといけない感じだ。クンクン匂いを嗅ぎながら進む犬の散歩ではのんびり過ぎて運動にならない。さてどうしよう。年末年始はたくさん飲むし食べるはず。我慢はできない。しっかり運動して消費しないと。家の中でも出来る事、うーんダンスか?
2024 12 15
今年の二月くらいにお客様にニット帽を尋ねられた。生憎在庫が無かったのでそう伝えると、以前こちらで購入したのがお気に入りだったのに紛失してしまった、同じものが有ればと。僕は自分も気に入っていた帽子だったので再発注しても良かったのだが1点だけ仕入れるわけにはいかず、かといって冬物はもう売れにくくなる。本当はまだ寒いから必要なんだけど。また来年ですねと代わりに通販で買える似た商品を紹介した。そして今年、寒くなったタイミングでセーターとニット帽を仕入れる。もう別の物を購入されてるだろうと思ったがお客様に入荷のお知らせをした。お客様は本日いらしてお買いあげくださった。もう被ってって良いですか?と早速頭にのせる。僕よりも全然似合っている。結局通販では買わなかったそう。お気に入りのニット帽が戻ってきて喜んでくれている事が伝わってくる。本当に自信を持って勧められるものしか仕入れたくない。世の中にはきっとまだまだたくさんあるはず。諦めずに探しに行こう。
2024 12 14
今日は午前中、中学校の持久走大会の応援に行く予定だったけれど、ちびが体調崩したため欠席。平常通り店を開けた。
この冬一番の寒気がやってきて、朝の犬の散歩も少し億劫になるが厚着してエイヤっと出かける。年から年中短パンにビーサンで過ごしているが、もこもこのフリースを着て外に出かけるのも新鮮だ。冷たい風をよけるようにジッパーを上まで閉めて顔をうずめる。冬服、特にセーターなどはいい匂いがする。柔軟剤とかではなく例えば陽にあてた布団のようなあたたかな匂いだ。子供の時に母親が編んでくれたセーターもおんなじ匂いがした。寒い外にいても安心できる家の匂いなのかな。
2024 12 13
一週間前に洗濯機が壊れた。ちょっと前からエラー音が鳴るようになり、そろそろかなとは思っていたが、ついに動かなくなった。まだ7年なのになのか、もう7年だからなのか、まるであらかじめタイマーが仕込まれてたかのように買い替えを促される。朝晩、毎日使うものなので無いと困る。店の開店時間を遅らせて名瀬まで車を走らせる。結局、配達の都合で月曜日まで待たなくては行けなくなった。すすぎと脱水の前で止まってしまうのでそこからは手作業だ。結構な時間と体力が要る。一仕事終わってハッと気がついた。歯医者の予約があったんだった。慌てて電話をしたがもう遅い。すっかり忘れていた。申し訳ない気持ちと情け無いやら恥ずかしいやら、他人に迷惑を掛けないならボケても構わないが、ちょっと怖くなった。そして改めて予約してた今日、いつもより10分早く到着したは良いが今度は型を取るのに必要な義歯を家に置いて来てしまった。取りに行って良いですよと言ってくれたが本当に良い迷惑だったに違いない。もしも他人に反対の事をやられたら僕は怒るし呆れるしその人を信用しなくなる。でも、もう自分がやってしまったから、「大丈夫ですよ。ありますから気にしないでください」と僕も言えるようになるのかな。
「人に優しく自分に厳しく」忘れないようにしないと。
2024 12 12
日記を毎日書くことで今年の残り日数を意識できる。今日で12月も12日過ぎたという事だ。あまり区切りを意識しないで過ごせる環境ではあるが、目標を持つ事はとても大事。お店は普通一ヶ月で、一週間で、一日でと売り上げ予算(目標)がある。そのために仕入れ予算をだし、商品の発注、手配をしておく。仕入れたら売る。売らないと仕入れが出来なくなる。相当なプレッシャーだ。これを個人事業主になってからずっと続けて来た。久しぶりに外で働いて、給料とボーナスまでいただいた経験は本当に大変というより有り難かった。安定、安心を得た貴重な時間だった。また個人事業主に戻ったのにはちゃんと理由がある。大変なのは覚悟のうち、誰にも甘えずチャレンジし続ける。いや、世間でボーナスの話題が出てちょっと羨ましくなったからなんだけど。
2024 12 11
いつの間にか雨に変わっていた。窓の外、遠くの景色は霞んで見えない。一人閉じ込められたような気分になる。
クリスマスの賑やかな音楽は今日はちょっと似合わない。代わりにラジオのDJの声が寂しさを紛らしてくれる。
普段はシャワーで済ませるが、温まりたい時だけバスタブにお湯を張る。ついこないだまでチビと一緒に入れたのに、もうサイズ的に無理だ笑 一人で湯船に浸かってボーッとしながらあのニュースを思い出した。風呂で亡くなってしまうなんて。最近のテレビで見る姿とデビュー当時の姿、その両方しか印象なかったけれど、思い出した。「波の数だけ抱きしめて」のヒロインだったじゃないか。上野の交差点ですれ違った事もあった。あの頃、オレも好きだったなぁ、可愛かったなぁって、、なんだそれ。思っている以上に悲しいし寂しいんだけど。
