わぁ遅刻遅刻~って学校の体操服、ジャージ姿の女の子がバス停に向かって走ってくる。食パンこそくわえてなかったがマンガみたいな登場シーン。僕とちびはいつものじゃなくてちょっと先回りのバス停に来ている。ジャージに刺繍された名前を見て「あっ、Yちゃんじゃないか」と声を掛けた。すると「あ、なんか見たことある」と僕じゃなくてチビをみながらYちゃんが答える。「え~?同じクラスなのにそんな感じ?」まぁ、そうだよな。まだ一週間だもんね。少人数の中学校から急に約40人×6クラスの同級生がいる高校だもんね。そうだそうだすぐには覚えられない。入学して一週間後に遠足なんて早くない?と思ったけれど、仲良くなるいいきっかけになるな。知り合いがたくさんいる大人たちにとっては島は狭いけれど子供たちはここで一気に世界が広がる。一年生には同級生のほかに先輩との出会いもね。僕には遠い昔の記憶ではあるがホント青春そのものなのだ。
