思えば、昨日は年に一度しかいけないところへ行って来た。
お墓参りに行くとそのときだけ顔を合わす親戚や村の人達に会える。
ご先祖さまに挨拶というよりもそっちのほうが大事のような気もする。
「あれ?あんたは初っちゃんとこの子じゃないね?」と知らないおばさんに声をかけられた。聞けば幼稚園に通う前に住んでいた家の近くにいたおばちゃんで、僕の小さな頃の写真も持ってると言った。40年も前の話だ。どうして一瞬顔を見ただけで分かるのだろうと思う。母の実家はもう祖母が亡くなってからは誰も住んでおらず、東京に住むおじさん夫婦が帰ってくるときだけ、みんなそこに集まる。
普段は誰もいないのが嘘のように家はちゃんと生きていた。いつものテーブルに座り、秋名ことばと言われる独特のやさしいイントネーションの方言に耳を澄ますとおじもおばもアニもネーもまだまだみんな元気ですごく嬉しかった。僕はそこではまだ子供のままで、大人のいつも明るくにぎやかな声に包まれながら安心感のなかでゆらぐ感じ、やはり天国に一番近い(天に通じる)場所なんだろうなと思った。
地図
何処にあるのかわからなくて探すのに苦労しました
とおっしゃるお客様が多かったので地図を載せてみました。
やっぱりわかりにくいですね・・・
コスモのガソリンスタンドの裏、空の真下にあります。
8月は朝8時半から夜7時まで営業しています。
ひと休みした夏
土曜日はうす曇で時折強い風が吹いて、それまでずっと眩しかったのが一変してどんよりと冬のようなグレーの風景になった。ぽっかりと夏を切り取ったみたいに。昨日のお休みも前日からの雨が残り、ずっと空はそのまま曇っていて涼しかった。家でごろごろしながらTVで北島康介の活躍に興奮し、夕方はテラスで猫三匹と犬一匹とおじさんとお兄さんとお姉さんでゆっくりお茶を飲んだ。平和な一日。
タンクトップ
風のないジリジリと暑い真夏日が続く。普段、仕事のときもTシャツに短パン、ビーサンの楽ちんスタイルだが、昨日の休みはさらに涼しいタンクトップで過ごした。休みの日でも5時に起きるのは変わらないが、好きなときに寝ることができるのが嬉しくて「笑っていいとも」を観ながらウトウトしていたら、定休日を間違えてお客さんがやってきた。寝ぼけた頭で慌てて店を開ける。シャツを羽織ればよかったがそのままお休みモードの格好のまま店にたった。微妙な違いだが、TシャツはONでタンクはOFFなのだ。夜、歯磨きしながら鏡を覗くと寝癖あたまにヒゲも汚く伸びて貧相な自分の姿が誰かに似てると思ったらブルースウイリスのモノマネをする人だった。
朝AIRY始めます!
今年の夏は本当に長い。まだ8月に入ったばかりだ。夏休みだってまだ4分の1しか終わっていない。子供の頃、永遠に夏が続けばいいと思っていたのは太陽のエネルギーに負けないパワーがあったからで、もう秋や冬のほうが好きかもと思うのはやっぱり歳をとった証拠だ。変わらないのは朝早く起きることで、少しだけひんやりとした静かで澄みきった空気が気持ちいい。明るくなる前に外にでると空にはまだ月や星が輝いている。中学の頃、予約をとらずに来た順に診療する歯医者さんに一番に診てもらうために早起きした。自転車のかごに載せたラジオからは夜しか聴くことができないニッポン放送や文化放送のDJのおしゃべりと一緒にヒット曲が流れていて、島中が寝ている時間でも都会はにぎやかに動いてるんだと思った。歯医者に行かない日は山に登り、TV塔の灯りの下に集まったクワガタを捕りに行ったりもした。夜遊びじゃなくて健康的な早朝遊びだったのだ。
今、店は夏のアイテムが充実しています。(新しく入荷したものも今すぐ着れるものばかり)で、店の横のスペースを使い、何かイベントをやるのはどうだろうと提案をもらった。暗くなり、涼しくなったころに外に灯りをつけてナイトマーケットだ!と盛り上がったが、実は夜もあまり涼しくはない。太陽が山に沈むと確かに外は少しだけ涼しくなるのだが、店内はまだ熱がこもり、クーラーをつけていなくてはいけないので窓やドアを閉めることになり、結局、外と遮断されてしまう。窓を開け涼しい空気の中で気持ちよくお店を開くならやはり朝!なのだ
というわけで早速明日から朝AIRY始めます。8時半から開いています。お休みの日に早く起きて海を目指すのは気持ちいいですよ。朝日が昇るのも、雲がピンクに染まる朝焼けも波間のキラキラも夏の一番綺麗な風景です。是非見に来てください。そしてコーヒーを一緒に飲みましょう!おなかが空いたら一緒に朝ごパンも!
朝の海(相撲取りではありません)
本日25日は定休日です!お休みの日でも朝は5時起きで海!!
街づくりの一環として!
名瀬の実家に帰るときは当然車で行く。真名津の市営住宅なのだがゲスト用の駐車場はない。なので敷地内で通行の邪魔にならない場所に止める。道路ではないので交通違反にはならないが、代わりに迷惑駐車の張り紙を貼られた。フロントガラスにA4サイズの紙を糊のようなものでべったりとだ。そのまま走るのは危険でふき取るのに苦労した。それが狙いだろうが、そのやりかたに腹が立つ。ちゃんと注意できるよう連絡先を明記したり、説明をしたらいいと思う。隠れて貼り付ける必要は無い。車が通るにも人が通るにも邪魔にならない場所であったはずだが本当に迷惑だったのだろうか?そこに住む人がみんなで決めたルールならば仕方ないが、家族や親戚がマイカーではなくタクシーやバスで行くしかなくなったら大変だ。そこに本当に必要なのは道路ではなく駐車場だよね?
夏のお嬢さん(犬だけど)
普段、全然お酒を飲まなくて誰か一緒に飲む相手がいるときだけ飲む。たまに飲みすぎて翌日頭が痛くなったりするけれど今回は全く平気だった。たまったビールの空き缶を見てよく飲んだなぁと思う。
朝の散歩、誰もいない海でいつものように犬を野放しで遊ばせていたら7,8人の家族連れがいて、そこに向かって喜んで走っていったので、あわてて呼び戻す。そうか、もう夏休みだった。ホテルに宿泊の観光客やビーチでテントを張る旅行者もいる。砂浜にはかわいい文字で「なつやすみ!」「やっほー」「のどか~」と書いてあった。ふと湘南の夏の賑わいを思い出してみたが、比べるとやっぱりこっちは全然しずかだ。「湘南にあって奄美にないものは?」と聞かれ、「そりゃビキニのお姉さんでしょ!」と答えると白い目で見られそうだけど、でもやっぱり夏!って感じ、一番するんだよね~。
オンはビキニは着ないけど裸で毎日泳いでいます。たまに僕も。。
街!
昨日の夜から台風の影響なのか時折強い雨が降る。今はまた青空で少し蒸してきた。昨日は久しぶりに名瀬へ。車を駐車場に預け、犬と一緒に商店街を練り歩く。アーケードに入ると木陰に入ったような涼しい空気にほっとしたり、グリーンティーの匂いや新譜のレコードのにぎやかな音に包まれて・・というのは昔の想い出で、今はやはりちょっと寂しい感じがした。やはり新しく変化すべきで、守りたくなるような昔ながらの風景とはちょっと違う。どこに行くのにも車が必要な島だからこそ、歩いて楽しめる場所を作って欲しい。歩道を広く取り、犬連れもOKなオープンカフェや本屋さん、CDショップ、洋服や雑貨の店や食堂やお惣菜の店、薬局、カメラ屋、眼鏡屋、金物屋、クリーニング屋、電気屋、などなど、今あるお店がもっと生かされるように整備するだけでいいのだ。島の人にとって名瀬はもっと魅力的な街じゃないといけない。
きつねの嫁入り
パソコンの調子が悪いのを息子に見てもらったら、ウィルス防止のマカフィーのせいだった。メモリーが小さすぎて余計に頭を使わせてしまっていたのだ。削除したらサクサクにもどった。これで、さっと立ち上げぱっぱっと書くことができる。7月は毎日忙しく(プライベートで)、あれもこれも書きたいことはいっぱいあったのに、どんどん日々が過ぎていく。昨日は天気雨で海のほうに大きな虹がかかった。肉眼で見るとダブルに見えていたのだが、携帯のカメラではこれが精一杯か。亮くん、今日だったら良かったのにね~。