裏も表もない

足もとがぐらつくような失望や落胆、怒りなどが渦を巻き、まだどこにも吐き出せないままぐっとこらえている状態。落ち着く先がどこなのか僕にはわからない。明日になればまた違う風が吹いているかもしれないが、こういきなり気分をひっくり返されるのも珍しい。冷静に対処をしようと思ってもできないかもしれないが、ここは思いっきり本音をぶつけてみよう。ケンカをしないと崩せない壁もあるのだ。本音と建前を使い分けるなんて冗談じゃない。

人間なら話せばわかるだろうが

腹がたっていたけれど、かわいそうだからと散歩に連れていくが浜で乾燥して干物みたいになった魚を加えて逃げまくるから何度も大声で叱り、出させようとしたが全く言うことを聞かなかった。なので仕方なく散歩を切り上げ、今日の夕飯はなし!ということにした。ちゃんとわかるだろうか?

お知らせ

明日20日は定休日です。
そして23日月曜は棟上げ参加のため臨時休業いたします。
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雨ニモマケズ眠気ニモマケズ

雨さえ降らなければいいなと思いながら店に戻る。日中は霧のような雨がさーっと降ったがちゃんと板は乾いただろうか。くしゃみがでて、喉がかゆくなった。「もしかして花粉?」と、ちょっと懐かしい感じ。みんなで力を合わせて仕事をして、一緒においしいお茶をいただく。肩や腰が痛くなったり、疲れて夜早く眠くなったりしても、ずっと続く先の楽しみと直結しているから気持いい充足感。
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ブルブル

昨日は半袖で一日外で仕事していて、何度も「寒くないの?」と聞かれ、何か着る物を持ってこようとする紅さんに「いらないよぉー全然寒くないから」と何度も断っていたが、今日は店にいても寒くてマフラーを巻くほどで、また冬の格好に戻る。夢元さんに「わいわい、きっと鈍いんだね」と言われる。体が寒いと感じるまでに時間がかかるみたいだ。暖かい日が続くとすっかり春の陽気にだまされる。きっと気分のほうが先行するタイプなのだ。
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今日は頭にタオル巻いてます!

5分で日記書きます。
朝、犬と一緒に海行ってご飯食べたらすぐに大工仕事のお手伝いに。
10時に戻り、店の掃除して開店準備していたら次々と商品が届く。綺麗に手を洗い、品出し。固くごつごつしたものからふわふわ、しゃりしゃりしたものへ。両方に触れる日だ。どちらももとは自然のもので、それに人の手が加わった物。今年の春の商品は手触りがすごく面白い。すごく柔らかくて気持ちがいいのだ。これは写真ではきっと伝わらない。是非、店に見にいらしてください。そして触れてみてください。新しい商品が並ぶと店がぐっと華やぎ僕らのテンションもあがる。やっぱり主役は商品なのだ。ではこれからまた大工仕事のお手伝いに行ってきます。あ、店はちゃんと開いてますのでご安心を。

土曜日のバレンタイン

今日の夜のデートのために一生懸命服を選ぶ。それから最後にバレンタインのギフトはさっと決めた。でもその服だって結局は彼に見せるためだもんねー。「こんなにちらかしてごめんなさい」や「欲しいものがたくさんあって困るよ」は僕らにとってここがちゃんと洋服屋である誇りで、お役に立てばうれしいかぎりだ。「来年は僕にもチョコ持ってきてねー」は一言余計だった。
とうとう髪が我慢できなくなった。春なのに重くてしかたない。明日さっぱり切っちまおう。

春の嵐

昨日の夜から風がものすごく強い。玄関を開けたら裏に干してあったパリパリに乾いた雑巾が風に飛ばされて転がっていた。天気は良いので寒くはないが外にいると髪は思いっきりブローされてボンバーヘッドになる。風の中で女みたいにシャンプーの匂いがした。海も荒れていて絵の具のターコイズブルーみたいな海面の上を白い飛沫がいつもの倍の速さで流れていく。意味もなく甲高い声で叫びたくなる。

小春日和

一年中こんな気候だったらいいのに。あったかくて外に干した布団の上に寝転がったら布団ごと太陽に消毒してもらってるみたいだった。お隣の店にはランチのお客様が続々とやってきて祭日のにぎわいを見せていた。観光客のレンタカーも目立つ。窓を開け放して少し店の模様替えをした。新緑と鳥のさえずりとやわらかい風が春のなかにいる気分。夏の眩しすぎてめまいがするような風景よりもこっちの方が好きだ。
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ね、ね、散歩行かないの??

特別なことなど

お休みの日、ちょっとわがままに過ごす。
と言ってもあまり楽しい訳ではなく、結局はただ用事をこなしただけ。
風邪をひいて熱がでてダウンしたとかじゃないのに少しの頭痛や寒気などで気分が落ち込む。夜中に目覚めて今日は休みだからとそのまま起きてみたり、外が明るくなってからまた寝直したりしたのも、普段と違うことをすることでストレス解消のつもりだったが逆効果だった。
そうやって無理に変化をつけることよりも、休みの日でも手を抜かずきちんと三度の食事を用意してくれる相棒に頭がさがる。美味しくご飯をいただけることは本当に幸せなことだ。