明日は笠利地区の夏祭り、あやまる祭りです。
午前中は宇宿漁港まで船漕ぎ競争の応援に行ってきます。
店のOPENまでには戻るつもりですが、もしかしたらすこし遅れるかもしれません。宜しくお願いします。昨日、船漕ぎに参加する選手たちの士気をあげるためのBBQに参加したのだが、なんで前日じゃないのかやっとわかった。次の日、飲みすぎて力がでなくなるからか。僕は食べ過ぎておなかが痛くなりました。
夏の昼寝
休みと仕事の日の違いは昼寝ができるかどうか。
仕事の日、眠くて仕方ない時は音楽のボリュームを上げて喝を入れる。それでも慣れてくると、うとうと居眠りしてしまう。少し店を留守にして夕方のお茶タイム。風の通る縁側で横になったら、猫のクロが腹の上に乗っかって甘えてきた。子猫の頃はたまにあったけれど、最近は珍しい。他の猫とけんかばかりするからいつも傷だらけだ。眠くて眠くて仕方ないとき、魂が少しこの世から浮いて、向こうの世界に近づく。目の前に猫の顔があってその瞳の奥がとてもさびしそうに見えて頭をなでたけれど、なぐさめられたのきっと僕のほう。
またね
やっぱり、たっくんのくる日は奇蹟だ。休みなのに売上がある。
今日ばーばをお伴に鹿児島に帰るので空港まで見送りに行った。ちょうど伊丹行きも1時間後に出発だったので健太郎さん一家とも最後に空港で会うことができた。今朝、土浜ビーチでお会いしたご家族(オンを可愛がってくださってどうもありがとうございました。シェルや吾一にも会えたかな?)も4時の便で大阪に帰るとおっしゃっていた。さっきまで近くにいたのに、もうみんな奄美から遠く離れたそれぞれのホームに帰っている。ほんの少しの時間、触れ合っただけだけど、僕らにとっても大切な夏の思い出です。本当に奄美に来てくれてありがとうございました。
ビールのつまみはなんだろな
夏休み、僕はどこにも出かけないけれど、お客様がいらしてくれる。
これは本当にありがたいし嬉しい。
一年に一度の里帰りや、何年か振りに来店されたお客様と互いの近況をお話するのも楽しいし、またちょくちょく遊びに来てくれる馴染みのお客様とも、どんどん話が弾む。夏は自然とテンションがあがるのだ。それが毎日続く。もうまとまった休みなんていらないな。本当に。
今日はこれから久しぶりに奄美へいらしたケンケントゥーリオファミリーと一緒に夢紅でビール!飲むぞー!明日休みだし。
夏盛業中
今日も暑い一日。少しずつだけど秋モノが入荷してくる。目新しいので店頭に出してみるがやっぱりちょっと違う。色は綺麗だけど重たい感じがする。
8月って真夏だよねぇ。夏物がちゃんと並んでるほうが似合うと思う。そんなに先取りする必要ある?旧暦だとまだ6月なんだよね。秋物の展開は9月、春物は3月くらいから始まるのがいい。島の秋はさらに一ヶ月ほど遅くてもいいくらい。で、今月の売れ筋はタンクトップにTシャツに短パン!麻のシャツ。サンダル。
夏休み
風のない一日。メラメラの太陽がそのまま空気を熱い塊にして押し付けてくる。仕事が終わるとクーラーの効いた部屋でシュポっと缶をあけてゆっくりビールを飲むがあまり爽快感はない。やっぱり誰かと一緒に焼き鳥とか、ピザとか、熱々のフライドポテトとかもりもり食べながらがんがん飲みたい。夏休みのせいなのか、曜日の感覚がなく毎日が休日のようだ。でも、何も考えず、寝たいときに寝て、遊びたいときに遊ぶ、なんてことはもうできないのだ。あれは夢のような限定された40日だったんだなぁ。
8月の定休日のお知らせ
雲のほとんどないぴかぴかの日曜日。眩しすぎて目が開けられないくらいだ。じっとしてても汗が噴き出してくる。夏のど真ん中にいるみたいで子供のように嬉しくなる。
5の倍数の平日が定休日となります。
15日の日曜は営業し、翌日16日(月)にお休みいたします。
今月は5、10、16、20、25、30日となります。
宜しくお願いします。
花火
本日定休日。で、名瀬で花火大会。見に行きたいけれど、今年は我慢しなければならない。相棒は家で安静の身だからだ。今日も病院の帰りにモスに寄ってテリー伊藤のザクザクラー油バーガーを食べるのも我慢したし、スーパータイヨーでチョコジャンボモナカを買い食いするのも我慢した。長い間、外で座ってるなんてのもよくないだろう。来年まで我慢、我慢。あーでも今年の花火は今年の花火、たっくんも来てるし一緒に見たかったなぁ。夏の想い出一つ損した気分。
miracle
鹿児島から一人で飛行機に乗って甥っ子(妹の子供)がやってきた。一つ下の弟が喉の手術を受けることになり、ママが付きっきりになってしまうので、その間、奄美のばーばがあずかることになったのだ。三日目の今日、ば-ばとずっと二人では退屈だろうと名瀬から笠利の僕のところへよんだ。店に入るなり、鹿児島弁で
「ねぇ、今日は何人お客さん来たの?」と聞いてくる。
「うーんと3人かな」正確にはパパ、ママ、子供ちゃんのひと家族だ。
「どうしてそんなこと聞くの?」
「だってこんな目立たないとこに誰も来ないでしょ?」とニヤリ。
「ばーばたちのお店(和風茶屋こっち)のほうがいっぱいお客さんいたよ」とクスクス。
「もっと目立つように看板ださなきゃ!」
「前のお店やガソリンスタンドの人に紹介してもらったらいいんじゃない?」
「ホームページとかやってる?」
「常連さんとかいるの?」
小学5年生、10歳の経営コンサルタントだ。
「あんまりさーお客さん来ると大変じゃない?ね、オレ一人だし。だからぼちぼち来てくれるくらいがちょうどいいんだよ」と強がる。もちっとお客様にきていただかないと困るというのが正直なところ。あわてて話題を変えて
「たっくん、毎日ひまじゃない?何してるの?」
ばーばが代わりに答える。
「午前中は毎日勉強してるのよ。ちゃんと宿題やってるよねぇ」
「あらそう。偉いなぁ!オレなんてね・・」
「全然やらなかったんでしょ!いつも最後のほうで焦ってやってたってママが言ってたよ」とニヤニヤ。はいはい、よくご存じで。この間、店はちょっと休憩してみんなで一緒にたっくんのお土産のお菓子を食べながらお茶を飲んだりしていた。それからたっくんが海に行きたいといいいだしたので、おなかの大きい相棒にちょっとの間、店を見てもらい、ばーばと3人で出かけた。立神さまをくるりと一回りして帰る。そこからが奇蹟の始まり。次から次へとお客様がいらっしゃる。たまたまと言えばそうなのだろうが、それでも今日はちょっと異常だった。奇蹟の予兆はひとつだけあった。昨日の閉店後に少しレイアウトを変えた。鏡も移動した。するとそこに映る景色が変わった。覗き込むともうひとつ部屋があるように見える。僕はこれが気に入った。パラダイスにも同じように鏡の奥にもう一つ部屋があるように見える場所がある。ちょっと異次元の入り口のようで面白い。けさ、鏡を磨いていたら、若い女の子が二人店の前を笑いながら通るのが見えた。珍しいなと振り返ってみると畑に向かういつものおばあちゃん二人だった。本当だって!ね?信じないよねぇ。だからいつも不思議なことがあっても誰にも話さない。たっくん、でも今日はいい一日だったよ。本当に素敵なお客様がたくさんいらしたんだ。うちの店が忙しいところ、見せてあげたかったなぁ。たっくんのおかげかも。明日も来る?
time
夕方の風が気持ちよくて窓際にテーブルといすを置いた。PCの画面に澄んだ青空が広がっている。こないだから三日連続で夜はスターウォーズを観ている。ちょっとしたタイムスリップ気分。休みの今日は昼間にもレンタルのDVDを観た。久々の映画三昧だ。予告を見ていたらいきなりサーッと雨の音。朝から完璧な青空だったから、まさかの感じだった。軽い通り雨だろうと甘くみていたらボタボタボタッと大粒の雨が斜めに吹き込んできた。あわてて洗濯ものを取り込み、開けっ放しだった車の窓を閉めに表へ走る。もう笑ってしまうくらい全身ずぶぬれになった。もしもこれが映画館で観ていたなら外でどんなに雨が降っても気がつかないし、心配もしない。完全に日常と切り離された世界になる。今日の映画を観て感じたことは僕らは確かに運命だとか理想だとかとはちょっと外れたただの現実を生きている。全てを理想に近いと相手の気持ちは無視して自分勝手に思い込んだりするのは自由だけど、やっぱりそうではないことのほうが多い。でも、そうなるように(理想に近づくよう)行動することはとても大事だし、現実の中にもちゃんと理想以上のことも用意されている。どんなに平凡で、単調な日々の暮らしのなかであっても。何を選び、どう行動するかで現実(今)はどんどん変化するし未来は作られていく。だから一つ一つの行動には大きな意味があるし、何気なく進んでいる今のこの時間だって確実に未来に向かって何かを影響させながら動いている。僕が映画館で映画を観ている時間がものすごく大事だ(と、いうよりいとおしい)と思うのは自分の人生の物語を、本に栞を挟むように少しの間置いておいて、別の世界の別の人間(動物)の物語に浸ることができるからだ。その間にたとえ外で何が起きようとそこから抜け出すことはない。大きな地震だとかは別だけど。で、そこでは普段は考えないようなことを考える。現実を離れ、頭だけが自由にくるくると動く。そしてそれはずっと心に残る。あーもっともっとたくさん映画を観たい。