2018 03 21

春分の日、昼と夜がほぼ同じになる日らしい。実際は昼が14分ほど長いとアレクサが教えてくれた。同じ日本でも日の出や日の入りが違うからそうなるか。雨が降り風もときおり強くなったりで冬の寒さが戻ったような一日だった。昨日はそれでもたくさんのお客様が平松店に来店された。あるお客様にこれからは日曜日もなるべく開けますよってお伝えしたら、やっぱり日曜じゃないと平日はお買物の気分になれないからとおっしゃった。なるほど、確かにそうかも。で、日曜開けるためには誰かもう一人必要、一緒に働いてみたいと思う方がいたらいいなぁと。とりあえず日曜だけでも。そこで、もしも参加したい!と思う方がいらしたら是非ご連絡ください。あえて見る人の少ないこのblogで募集してみます。条件はご相談で。一緒に楽しく仕事する仲間が増えるといいなぁ。

2018 03 20

寝る前に本を読んで聞かせる代わりにちょっと手を抜いてスマホのアマゾンビデオで「まんが日本昔話」を観る。
たくさんあるエピソードの中からあえてタイトルを見ずにランダムで選んだ話が「雉も鳴かずば」
だった。見終わったあとにこれで眠れるかなと不安になったが、すぐに桃太郎が見たいとなった。僕が子供の頃、毎週土曜の夜7時にたいてい楽しい話と怖い話の2本セットで放送されてたように思う。明るい話と暗い話、日本の地方に伝わる怖さや悲しさを含んだ話のほうがより強烈に記憶に残る。ここでいろんなことを考えさせられるのは大人になったからなのか。土曜の夜はそれから「クイズダービー」「8時だよ全員集合!」と続く。家族みんなでご飯食べながらテレビ見るのが幸せで平和な時間だった。昔話はそれを確認させるためにやってたのかな。

2018 03 19

10分で日記を書いてみる。寝るまでに書いたらいいと思うが早く片づけてしまうと気が楽だ。
出張はそこでのんびりできても帰って来てからやらなくてはいけないことがたくさん出てくる。今はその片づけの最中。やっつけで終わらせることはできないので真剣にしっかり取り組む。なので疲れはまだまだ解消できない。
あー、腹が減ったなと、無性にラーメンが食べたくなる。やっぱりクセになるのだ、夜中のラーメン。イレギュラーな時間が旅の楽しみで、だから許されるのだが、日常に戻った今は帰りにラーメンを食べたり、総菜屋のコロッケや、スーパーのたこ焼きや、コンビニのパンをつまんだりしてはいけないのだ。それがその腹のたるみにつながるんだぞと、ほら10分で書くとやっつけの日記になる。でも悪い習慣はそうやって改善すべきだけど日記を毎日書く習慣は悪くない。今日一日を振り返り頭に残ったことを書きとめておく。誰のためでもない自分にとっての毎日違う大切な日々の記録。

2018 03 18

睡眠が足りてるわけじゃないのに旅の間は眠くならなかった。その分まとめて昨日眠くなった。子供と一緒にベッドに入ったらそのまま寝てしまう。それが昨日の日記を書けなかった言い訳。ようやくリラックスできたのかもしれない。いや旅の間も十分楽しく過ごせたのだけれど、睡眠だけは自分のベッドじゃないとだめらしい。目覚めて先週同様お店を両方開ける日曜になったが、今日は相棒が平松店で僕は節田店。静かなのは変わらないがここにはチビがいる。寝てくれない限りシーンとはならない。が、思いもかけず預かってもらうことになった。店の中では旧型のPCのファンの音だけが聞こえる。外は鳥のさえずりと遠くで波の音。家では時計のこちこちなる音。遠くでたまに車の走る音。静かな日曜日。本当にありがたい。

2018 03 16

助け合って生きてるつもりが利用したりされたりの関係になる。結果プラスマイナス0ならバランス取れているのかもしれないが、常にそこを計算するのはいやらしい。いつでも見返りを求めず他人に尽くし、それがまわりまわって自分のためになるのが理想だが、自分のために人を動かすのが当たり前だと思っている人も多く存在する。もしや自分もそうなっていないか考えてみる。どちらかと言えばやはり僕はいいように使われる側の人間だが、「世の中には使う人と使われる人の2種類しかいない」と言ったAさんの言葉にも「それでも自分はまだ利用価値があるだけましだ」と言ったNさんの言葉にも決してうなずきたくない。感じるのは虚しさだけだ。
あ、利用する側の人間が常に自分が利用されないように注意を払ってるのは過去に痛い目にあっているからで、それはそれで悲しい連鎖だ。利用されても受け入れ、笑っていられたNさんの方がやはり強くて正しいのかもしれない。

2018 03 15

目がものすごくかゆい。
東京の二日間は天気も良く暖かかった。心配した花粉もさほど感じなかったのに、なぜか島に戻ってきたら目がかゆい。バニラエアの機内は奄美への「行き」のひとばかり。僕のような「帰り」利用は少なそうだった。友達グループやカップルがわくわく感たっぷりの明るい表情をしていた。そんななか僕だけが疲れた顔をしていたのが迎えに来ていた相棒やチビにも伝わる。電車を乗り継ぎ6時間超の旅だ。そりゃやっぱり疲れる。
初日の重い荷物の反省を活かして二日目は飯田橋の駅のロッカーに荷物を預けた。泊まった馬喰町もそうだったが、この界隈は全く知らない街、時間に追われぬよう一日のんびり過ごすことにした。20歳の頃に買い物に来た記憶がうっすらある神楽坂に行ってみる。googlemapを頼りに大きな道路を渡り坂を上る。目的地にたどり着くと目の前に地下鉄の改札があった。また余計な距離を歩いた。しかし今日はそれも良しとする。いろんな角を曲がり面白い風景、店に出会う。ガイドブックよりも自分の勘で見つけるほうが楽しい。と、いいつつお昼は神田川沿いの有名なレストランでピザやパスタをいただく。天気が良く最高のロケーション。これで桜が満開なら言うことない。満腹になったところで、先に見つけた銭湯にいく。温度計は40度だったが、しびれるくらい熱かった。常連らしきおじいちゃんたちに混ざっての一番風呂。フルーツ牛乳までのフルコース。奄美に戻ったらまた仕事に追われる日々が待っている。東京の真ん中でのんびりできてよかった。会った人たちが昔の僕を知っているから一緒に過去を振り返り懐かしむこともできたが、同時に今この瞬間、一緒にいることに喜びを感じる。やっぱり未来の世界に遊びに来てるような気分になる。銭湯で頭や身体を洗いながら、鏡にうつる自分のたるんだ腹に銭湯通いだった18の僕の嘆く声が聞こえる。

2018 03 14

預けたらよっぽど楽だったろうに、大きく重たい荷物を持ったまま移動。電車の乗り換えをなるべく少なくしたつもりが目的地から離れた駅に降りてしまったりと無駄な歩きを増やしてしまう。駅の中はまるで迷路のようで間違えるたびに人の波に逆らって歩くことになる。なるべく身軽にが鉄則だった。何度も経験してるはずなのになぁ。

2018 03 12

27才の若い男と駅で待ち合わせた。いきなり「老けたね」と。途中のバスや電車の中、LINEで近況をきいた。すっかり変わった駅とその回りの風景。その男と同じく街も未来の姿になった。駅前の店でラーメンと餃子とライスを食べた。「相変わらず食べっぷりいいね。歳をとっても食が細くなってないのはうれしいね」だと。一人暮らしの男の部屋で一緒にビールを飲む。南の島から出てきたじじぃにとって、毛布一枚で寝るのはちょっと過酷だ。マフラーを巻いてパーカーを被って目を閉じた。眠れたのかどうか、窓の外の明るさで目が覚めた。隣で寝息が聞こえる。さぁてキスして起こすか。

2018 03 11

「あ、そうだった。今日は日曜だった」と思い出したのは、もうあと50メートルくらいで店に着くという小宿の川を渡ったあたりだった。休日特有の静かで穏やかな空気が流れていて、なんとなく春の匂いも感じた。定休日なのにお店を開ける。普段なら感じるプレッシャーもあまり感じなかった。一人でこなせないほどお客さんがたくさんいらっしゃるわけではない(多分)ので、のんびり落ち着いて仕事をすればいい。お客さんに「普段日曜はここ定休日なんですが、今日開いてるのは知ってたんですか?」と尋ねたら一組だけがblogで見たとおっしゃった。他の方は、たまたま寄ってみたとのこと。日曜日にお買い物をする。ランチを食べてのんびり、お友達と、家族と、彼氏や彼女と。ごく普通の当たり前の風景だが僕らはそれを提供できないでいた。楽しそうにお買い物をしてる様子をみてるとこちらも嬉しくなる。僕にとってはイレギュラーな日曜出勤のおかげで何組かのお客さんの休日の楽しみに加えてもらえた。サービス業が日曜に休むなんてと叱られそうな気がした。これからはなるべく開けられるように調整したい。3月11日 穏やかで平和な休日がどれだけありがたいか身に染みて感じた一日。

2018 03 10

病気じゃないけれど、調子が悪い日がある。気分がすっきりしない、他人から見たら機嫌の悪そうな日。そういう時は早めに寝てスイッチを切り替える。また明日がくれば何かが変わる。昨日を引きずらずに新しい朝を迎える。一度死んで生まれ変わるように。今日だけがたまたまそういう日ならそれで解決できるが、一週間や一か月単位で続くとさすがに滅入る。それでも長期で明るい予測をする。それは今までの経験上ほぼ正しい判断で、良い方向、明るい方向へ考えが向かっていれば必ずそこに行きつく。能天気なわけじゃない。それなりの努力をする決意を支えるための気の持ち方だ。って早めに寝ようとしたのに日記を書くために起きている。