コロナ禍でなかなか自由が利かない日々の中、広いグラウンドで子供たちの野球の練習に付き合う。
「お父さんも方もグローブ持参で」だったのでいつものように軽く球拾いくらいのつもりでいたら、親子対決野球の様相に。
憩いのコーヒータイムもそこそこにキャッチボールから始める。
お父さん同士のキャッチボール、なんだか妙に照れくさい。でも、自然に笑みがこぼれる。
守備練習から緊張してのどが渇く。OOパパと書いてもらった紙コップで何度も水分を補給した。
いざ、試合となると子供たちの練習相手だということを忘れて本気になる。
何度もボールをグラブからはじいたり、トンネルや送球ミス、取り返そうと臨んだバッティングは二打席とも空振りの三振。
身体が硬くて思うように動けない。情けない。
特別ルールのおかげで罪悪感の残る大人げない勝ち方をしてしまったが、子供たちは勝ち負けよりもお父さんたちと遊んだことがとても嬉しそうに(僕には)見えた。できることなら、まだまだ一緒に遊んでいたかった。
夜、亡くなった父親の夢を見た。昼間のことがあったからかもしれない。
翌日実家の母親に話すと、僕が子供の頃にも町内会の企画で親子野球があったらしい。そういえばうっすらと記憶がある。
僕が10才なら父は37歳。今の僕よりも20も若い(笑)
一瞬にして過ぎていく時間。
今がどんなに苦しくても、どんな時でも大切で変わらない確かなものがある。かみしめながら楽しもう。
2021 01 17
昨日のこと。朝早く、名瀬までチビの髪を切ってもらいに行こうと玄関をでたら、目の前に大きな虹がかかっていた。
急いでスマホで写真を撮り、車に乗って追いかける。進行方向、正面におおきな半月アーチ。
局所的に降っている天気雨が大きなスクリーンになっている。
「おとうさん、虹って近くまで行けるの?」
近すぎて追いつくどころかくぐり抜けてしまった。当然、下から見上げても虹のアーチは消えてしまって見えないけれど、窓から手を伸ばしたらさわれるぐらい近くに虹のたもとがあった。赤、緑、青、光の三原色が視界を横切った。
吉兆だ。どんなに些細なことでもそう信じたくなる。たしかにしんどい。だいぶ弱気だ(笑) でも、もっと大変な人が大勢いるはず。
お互い励ましあって乗り越えるしかない。負けてたまるか。
#ふざけんな! #オレも言いたい
経済を動かすためにいろんなキャンペーンをやり、その結果また感染者が増えたら緊急事態宣言を発令し、時短営業や休業要請をする。
悪いのはコロナ、そんなのはわかっている。しかし、あまりにも国は無能すぎる。何よりも大切なものを守るためにすべきことはあるだろう!
「働くのはお金を稼ぐためではない」
経済を回すのがお金を循環させることなら、まず国民一人一人にお金を届ける。そして今は必要なものだけを買って暮らせばいい。その間も確実にお金は回る。どんな状況でもお金を集めるのが得意な人がいる。世の中でその役割を担った人がちゃんと国にお金を預ければいいのだ。そして国がまた国民ひとりひとりに届ける。そしてそれはまた国に集まる。人間の暖かい血が体中を巡って、ちゃんと心臓に戻ってくるようにだ。
どっかで詰まって溜まっていくのはドロドロの悪い血、病気だ。ちゃんとろ過してさらさらにしないとね。
本年も宜しくお願い致します
遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。
おかげさまで無事に年を越すことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今年もマイペースでのんびり進んでいきたいと思います。
一月の定休日は 15日(金) 20日(水) 25日(月) です。
皆様のご来店心よりお待ちいたしております。
2020 12 30
予報通りなのか大荒れの天気。まるで未曽有の一年を象徴するかのよう。
せめて年末年始くらいゆっくり穏やかなステイホーム日和であってほしかったが、ある意味出掛ける気が失せていいのかもしれない。
昨日までが年内営業で、年明けは2日からと決めてはいたけれど、もしかしたらあんな人やこんな人がいらっしゃるかもしれないから、31日までそのまま営業をしようかと思っていた。が、その気持ちもあっさり消滅。予定通り今日から三日間お休みします。
来年も厳しいであろう一年を覚悟しつつ、なるべく楽しい時間が増えるよう夢を見ながら新しい年を迎えようと思います。
今年も本当にお世話になりました。また来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年を!!
年明けは2日10時半からOPENします!
年末年始の営業について
12月も半ば、あと2週間ちょっとになりましたね。
島もようやく冬らしくなってきました。
お店は 25日(金)、そして30日(水)~元旦(金)までの3日間 がお休みとなります。
※追記 25日の金曜日は営業いたします。
年明けは2日から例年と同じく通常通り(10時半~18時半)の営業となります。
コロナ禍ではありますが、万全の対策で皆様のご来店を心よりお待ちしております。
「お父さんがもう少し痩せててプロ野球選手だったらもっと愛せるのになぁ」
「そうね~。今の暮らしに不満はないけれど、もう少しお金に余裕があるといいなぁ」
来年の目標にします。。。
2020 11 26
特別な朝だ。毎年迎えているはずなのに、今年はとても特別に感じる。もしかして最後の?
なんて縁起でもないことを考えたりもする。
17歳の冬休みに郵便配達(年賀状の)アルバイトをして買ったギターが今も現役だ。
先日サッカー部の先輩、喜喜ランドの大野さんにリペア、メンテナンスしてもらった。フロントの音が出なくなり、それからボリュームやトーンのスイッチが回らなくなっていた。パーツをひとつずつ丁寧に外して、交換しなくてはならない部品は、苦労して探してもらい、取り替えていただいた。おかげであの頃と変わらず弾ける。58年ギブソンのレスポール・・・のコピーモデル79年grecoのレスポール。まがいものだけど僕にとっては本物より宝物。先輩からもジャパニーズビンテージ、いいギターだから大事にねとお墨付きをいただく。
朝からゆっくりお風呂につかり、一日何をしようか考える。休みではないので仕事をしながらだが、この特別な日に、僕はたくさん文章を書こうと思う。1980年に出たアルバムを片っ端から聴きながら。あ、ギターは弾かない多分(笑) 思いついたことを優先する性格、地道にこつこつ積み重ねることができないから一生ギターもうまくならない。「あれから40年も過ぎてしまったよ」と17歳の僕に手紙を書いてみたい。ドラえもんみたいにタイムマシーンに乗って机の中から手渡ししてみたいけれど、読まないだろうな。未来なんて知りたくない、余計なお節介だと言われるはず。
大丈夫、ちゃんと幸せに生きているから。
2020 11 19
11月も後半というのに暑い。我慢できなくはないが、冷房をつけて涼んでいる。
せっかく秋冬のおすすめ揃ってきたのに、洋服屋泣かせである。
国内の新型コロナの感染者数が過去最大を記録してるのに、なんだかゆるみっぱなしに見える。
あの春の自粛期間と今、この違いは何だろう。
世の中、コロナを受け入れつつ、普通の暮らしに戻るのを選択してしまったから仕方ないのか。
確かに、あれもダメ、これもダメは辛い。久々に集まって飲んだら、ほんと楽しかった。
人間は一人じゃ生きられない。家族と、そのほか友達や仲間がいてこその自分。
幸せを感じるのはそれを現実に体感できた時。コロナのせい(おかげ?)でより深くそれがわかったこともある。
しかし、元に戻るだけではダメだ。
余分なものは無くして、よりシンプルに、みんなが助け合い、競争するなら、お互いの為になるように。
他人を蹴落とし、自分だけが、自分の会社だけが利益を得るような、そうしないと生き残れないような世界、そんな考えが普通だ、当たり前だになっている世界。そんなのおかしい!!と多くの人が気づくべき。いや、気づいているのにそれに従うしかない世界。
国の政策って、こんなもんなのかなぁ。もっと知恵を絞って、新しい世界を切り開くチャンスなのに。
野球の練習のお迎えの帰り、車のなかでチビとの会話。
大きな病院の前を通りながら
「今、親もみんな大変だよなぁ。特に病院で働いてる人とかね」
つい、口を出てしまう。
「ふーん、そうなんだ。うちみたいなのんき、、、な仕事のひとも?」
チビはのんきと言ってしまってちょっとしまった!の顔になった。(のんき=暇な の意味だったと思うが子供なりに気を使ったかな)
「そうそう、うちはのんき!でものんきで楽しく生きられる世界が幸せなんだよ」
そう笑って言ってやった。
2020 09 28
もしもの話だが、僕が明日突然死んだとしても決して自殺だとは思わないで欲しい。
病気でなければ思いもかけぬ事故か誰かに殺されたのだ。家族や身近な人が疑われるのは困るけれど、簡単に自殺で済まされたくない。
芸能人や有名人じゃないから騒がれることはないが、自分の意志ではないのに、そう決めつけられるのは嫌だ。それこそ死んでも死にきれない。
と、相棒に伝えた。
だって僕は108歳が人間の寿命だと思っているし、それを目指している。途中ノストラダムスの予言のせいで36までかなと思ったこともあったが、今はやっと半分折り返したとこで、これからまだまだ頑張らなくてはいけない。体は衰えていくばかりだとしても、精神は成長していく。
ボケる事にも抗っていく。生きる気満々なのだ。
テレビや映画ではない現実の世界、毎朝目覚めるたびに新しく始まるまっさらな未知の世界。
その新しい朝を迎えるのは喜びでしかない。
今週は土曜も日曜もお休みいたします
金曜の早朝は風もなく青空が広がり、西の空には白い満月が、東の空には赤い太陽があった。
南から大きな台風の渦が近づいているとは思えないくらい穏やかだ。
午前中のうちに養生のための材料を買いにホームセンターへ行く。
オープン前にはすでに駐車場がいっぱいになっていた。
窓ガラスを守るためのベニヤ板もシャッターが開かないように抑えるための土嚢袋もどんどん無くなっていく。
店内では買い物を急ぐ人たちの様子をテレビカメラが取材していた。
食材もどんどん無くなっていく。お店のスタッフさんも大忙しだ。
僕らは全く忙しくならないのでちょっとだけうらやましい。
仕方がないことだ。最接近する明後日に備えて明日も準備をします。
どんなに慣れていても、今回は未経験の規模の台風、大都市のような混乱はないが、被害が最小限で済むようにみんなで気をつけましょう。
月曜にまた台風一過の青空を迎えられますように。