食欲に応えたいのに

足元はビーサンだが、上はオックスの長袖シャツを着ているから暑い。お客様の小さなお子さん二人が「アツイ、アツイ」と赤い顔をして言うので今年初めてエアコンの冷房をつけた。お父さんに「5の倍数なのにお休みじゃないんですか?」と聞かれたので、「お休みするときもありますが、なるべく日曜や祭日は開けるようにしてます」と答える。
まだ体調は完全ではないが、仕事はやる気満々で食欲もある。残念なのは大きく口を開けて、頬張り、よく噛み、味わいながら食べることができないことで、唇に染みないように口を小さく開けてそっと食べている。ちと欲求不満。
昨日おばさんに頼まれていたシャツを届けに行ったら、「だいぶ痩せたんじゃないの?」と心配されたので試しに体重計に乗ってみたら4キロくらいまた減っている。しかし、体脂肪率は変わらなかった。運動して痩せるのとはやっぱり違うのだ。
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島は島でもここは奄美ではなく江ノ島。
僕の前世はここで暮らす猫だったに違いないと勝手に思っています。

ソフトクリーム

唇に小さな出来物ができたくらいに思っていたのに、さわるとぴりぴりして、赤黒いかさぶたのようになり、腫れた。なんだかそこに熱が溜まっている感じでそこから鼻のまわりや後頭部までぼーっとする。こないだの病はまだ完全に治ったわけじゃなかったようだ。それでも、今日も天気は最高で名瀬までのドライブも気持よかった(仕事で名瀬まで行かなくてはならないことがたまにあります)。名瀬に行ったついでに買いものを済ます。犬のいつものごはんに人間のいつもの牛乳やヨーグルトなど。最後に龍郷のコンビニでソフトクリームを食べる。そんなに美味しい訳ではないのになんとなく癖になっていて、いい歳をしたおじさんがシャツを汚さないように腰を曲げて車の中でぺろぺろ食べている姿はあまり人に見せられたものではない。帰ってきたら、相棒に「また一人でソフト食べたでしょ!」と当てられた。でもこれはチョコじゃなくてかさぶたなんだけど・・・

3月の後半スタート!

ブルーマンデイでも憂鬱のブルーではなく、透き通るような青で今日も休日のような気分。昨日は店を開けていて正解。5の倍数なんて知らないよとお客様がいらっしゃる。地元で採れた大きなキャベツと新じゃがをいただいた。さっそく茹でて加計呂間の塩だけつけていただきました。美味しかったぁ!ごちそうさまです。体調はすっかりよくなり、(上唇がまだぷっくり腫れているが)朝は早起きして野球を観る。明後日の(おそらく韓国戦)も楽しみ。

お知らせ

本日15日と20日は5の倍数でお休みの予定でしたが営業いたします。
予報では今日から天気も良くなり、気温も上がるとのこと。
是非、この休日春の気持のよい風景の中をドライブしながらお立ち寄りください。
お待ちいたしております。

僕と私

日記を書いているのが『僕』ではなく『私』だと福井のS君にばらしてしまっていた。それから富山のお店の方達に「この人ね、本当に天然のナイツなんですよ!」と人のことを馬鹿にして紹介してた。だから翌日、電車に乗る時にわざと「パスモ、チャーターしなくっちゃ!」と言ったらニヤーッと笑って「チャージでしょ、チャージ!」と眼鏡も掛けてないのに鼻の上に人差し指をあてながら突っ込んできた。本当に嬉しそうだった。
次の日、飛行機に乗ったらソラベンしてくると言うので、ソラベン??って頭の中で2回変換したら分かった。遅いなぁと思っていたら「あんまり大量に出たのでこんなところであふれてきたら大恥だ」と慎重に流してきたらしい。アホだ。そんな私にとって手のかかる子供のような相棒がそのままどんどん静かになってついに動かなくなっちゃった。ベッドに寝ている姿を見ていてこのまま歳をとり、いつか本当にこんな日が来るのかと一瞬怖くなる。まだまだ死んでもらう訳にはいかないので、病院に無理やり連れて行った。あとは昨日の彼の日記と同じ(点滴は2時間だったよ)。二日都会の空気を吸っただけで、花粉症は復活し、なんだかんだと目や鼻や口からいろんなものが体に入ってきて悪さをしたんじゃないかな。まぁ、たまにはそんなお灸もいいのかもね。それで普段の自分たちの住む環境の素晴らしさが分かるんだから。

久々の病人気分

10、11日の二日間は出張で東京、神奈川へ。昨日戻って来たのですが、飛行機の中から少し調子が悪く、家に着いた途端にダウン。動けなくなってしまいました。店は2時から相棒が開けたのですが、やはり病院に行った方がいいということになり、急きょ店を閉めて病院へ。本当に立っているのがつらく動きたくなかったのだけれど、何とか診てもらい1時間の点滴と薬をもらって帰ってくる。風邪やインフルエンザなどではなくて、食当たりだろうということだったが、外食に慣れてないので仕方ないかも。今日はもう大丈夫。ちゃんと店も開いています。

Vitamin colors

昨日に引き続き冬のような空気。部屋や店に入った瞬間、冷蔵庫を開けたときみたいにヒヤっとした空気に包まれる。またすぐにじりじりと熱い太陽の日差しが復活するのだろうがこの冬が居座る感じも悪くない。
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south↑

あんなにあったかかったのに昨日からの雨で空気もひんやりと冷たくなった。先日髪を切りに行った時、おじさんは今年初めてエアコンの冷房を入れたと言っていたけれど今日はきっとまた暖房に戻したことだろう。それぐらい極端に変わった。春の気分も少し足踏み状態だ。
店に続き、家の中の模様替えにも火がついた。テレビやオーディオの位置を変え、ベッドやソファの向きを変えてみる。全体に窓の方(南向きで遠くに海が広がる)へ向くようにしたら大正解。なんで今まで気がつかなかったんだろう。家の中から外に向かうほうがいいに決まっている。

「それじゃまた」と一度お店を出たあと、すぐに一人で戻ってきて
「やっぱり、これとこれとこれを下さい」
「同じものを柄違いで?」と聞くと
「はい。これはプレゼント用にお願いします」
と、お友達にわからないように買うためにわざわざ一度でて、お友達を車に残して戻ってきたのだった。メッセージを急いで書いて、車のトランクに見つからないように隠しておくと笑って言った。とっさに思いついたとしたらすごいなぁと感激した。飛行機が出る30分前の出来事だ。
島と都会と離れて暮らしていてもずっと仲良しでいられる素敵な女の子たちの話。

小さいけど大切な幸せ

午前中雨で、これから晴れるらしい。確かに少しずつぶ厚い雲が移動して青空が見えてきた。日曜に定番のTシャツが大量に入荷してきたので品出し。そのまま棚に並べるのはつまらなくなり、思いついて棚の配置を変えたら勢いがついて止まらなくなり、カウンターやレジの位置も移動する。新鮮というよりも生まれ変わったような気持ちになり、今一番の想いは早くお客さんに見てもらいたいなぁということ。こんなことを言うと笑われるかもしれないがどんなに小さくへっぽこな店でも僕は自分の店が好きなのです。ずっと守り続けてそこで一緒にいつまでも笑っていたいと願う。