節田店をお休みして家族でお出かけ。
相棒がずっと行きたかった場所、宮古崎へ。僕は高校を卒業し上京した年の夏休み、帰省中に同級生たちと一緒に行ったきりだから35年ぶり。記憶はうっすらとしかなく道順も覚えていない。googleの案内に従い観光客のようにたどり着く。途中すれ違ったのは一組のカップルだけ。貸し切りの絶景が待っていた。夏のように陽射しがまぶしく真っ青な海と緑の山肌のコントラスト。先端から振り返ってみた島の形がきれいで、チビの「あーやっぱり僕奄美に産まれてよかった~」が染みる。相棒は奄美の写真家、別府亮君のサイト奄美大島探検マップで見て以来ずっと訪れてみたい場所になっていた。あらためてサイトを覗いてみると奄美の観光スポットがわかりやすく解説されていて、これだけで島のガイドになる。島に暮らしている僕らでも一度も行ったことがない場所もたくさんあるから、奄美の未知の魅力を子供と一緒にまた探りに行きたい。
2018 03 27
春休みに入って子供が毎日家にいる。
なので節田店にいるときは自宅で子供と一緒にいる時間が多くなる。宿題をやるのに時間をきめているらしいが、なかなか始められない。一緒にやろうとキッチンカウンターに並んで座って僕は日記を書くことにした。ノートパソコンを開くと一日分のホコリが溜まっている。テレビやブルーレイもそうだが黒い家電のホコリは払っても払ってもすぐに溜まる。きりがない。立ち上げてすぐに日記を書かず他人のblogを徘徊していたら「お父さん、早く始めないと僕はもう半分終わったよ」と煽られる。この時期は昼間に眠くなる。東京で暮らしていたころは、花粉の薬のせいだと思っていた。移動の電車の中でよく居眠りしてた。仕事中に居眠りはできないがたまには休んでゆっくり昼寝をしてみたい。明日はそのチャンスだったが、子供が春休みのうちに一日店を休んで家族でお出かけをしようということになった。西郷どんのロケ地でも巡ってみるか。西郷どんは今朝3週分まとめて観た。篤姫がとってもいじらしい。
2018 03 25
ずっと前に流行った動物占いで僕はコアラだった。とにかくボーっとする時間がないと生きていけないらしい。
何かを深く考えている時間なのか何も考えていないのか、自分では気づいていなかったがそれ当たってると言われた。昔からよくボーっとしているよって。そう言われてもあまりいい気はしない。ただその状態が許されるならその瞬間はきっと幸せだ。深い悩み事があるわけじゃなく、どうでもいいようなことを空想したりして、ちょっとクスっと笑えたりしたらいい。って、これ周りからみたらちょっと危ない人だ。最近怒りっぽくなっているから、そんな余裕が欲しいと思っただけなんだけど。ぴりぴりしてるよりずっといい。
2018 03 24
「一年間を振り返ってどうだった?」と、風呂に入りながら小学一年生のチビに質問される。
「うーんそうだなぁ、もっとお店を頑張らなくっちゃと思ってるよ」
「そうじゃなくて、どうだったかって聞いてるの」
「はい!まだまだ努力が足らなかったと思います!」
「僕は階段をひとつ登った気がするんだよ。だって頑張ったもん」と一年生が答えた。
そうだよなぁ。毎年そう変化のない一年を過ごしてる者と比べたら本当に大きな成長だ。
「お父さん、お店はもっと進化しないとだめだよ。僕が教えてあげるから」とお客さんを増やしたり、喜んでもらえる方法を教えてくれる。看板を目立つ所にだす。お店に子供のコーナーを作る。買い物かごを置いてスムーズにレジに並べるようにする。などなど。
「働く仲間を増やしたい。そのためにできる仕事の量をふやしたい」「いいね!それ」
と、7歳の子供とこれからの希望について語り合う。
2018 03 22
お母さんと娘さんが一緒にお買い物。お母さんはトップスを娘さんはボトムスをお買い上げいただいた。
娘さんは高校を卒業して東京の大学へと進学するため来週「のぼる」らしい。
ああ、そうだもうそんな時期だと思い出す。もうすぐ桜が咲くころに上京する。高校のうんと後輩にあたる娘さんに僕も36年前にそうでしたよと話す。わくわくする気持ちとちょっぴり不安な気持ちが入り混じる。東京のどこに?尋ねると「目黒です」と。「どの辺?」代わりにお母さんが「行人坂を下って目黒川沿いに・・・」あれれ、僕と同じ?僕は最初に住んだ町ではなく二回目だったけれど、東京で一人暮らしした街の中で一番思い出深い場所かもしれない。桜がきれいな場所はたくさんあるけれど家の近くにあったら最高だ。目黒ならどこに向かって歩いても楽しい場所がたくさんある。次回出張時は目黒に行きたい。
2018 03 21
春分の日、昼と夜がほぼ同じになる日らしい。実際は昼が14分ほど長いとアレクサが教えてくれた。同じ日本でも日の出や日の入りが違うからそうなるか。雨が降り風もときおり強くなったりで冬の寒さが戻ったような一日だった。昨日はそれでもたくさんのお客様が平松店に来店された。あるお客様にこれからは日曜日もなるべく開けますよってお伝えしたら、やっぱり日曜じゃないと平日はお買物の気分になれないからとおっしゃった。なるほど、確かにそうかも。で、日曜開けるためには誰かもう一人必要、一緒に働いてみたいと思う方がいたらいいなぁと。とりあえず日曜だけでも。そこで、もしも参加したい!と思う方がいらしたら是非ご連絡ください。あえて見る人の少ないこのblogで募集してみます。条件はご相談で。一緒に楽しく仕事する仲間が増えるといいなぁ。
2018 03 20
寝る前に本を読んで聞かせる代わりにちょっと手を抜いてスマホのアマゾンビデオで「まんが日本昔話」を観る。
たくさんあるエピソードの中からあえてタイトルを見ずにランダムで選んだ話が「雉も鳴かずば」
だった。見終わったあとにこれで眠れるかなと不安になったが、すぐに桃太郎が見たいとなった。僕が子供の頃、毎週土曜の夜7時にたいてい楽しい話と怖い話の2本セットで放送されてたように思う。明るい話と暗い話、日本の地方に伝わる怖さや悲しさを含んだ話のほうがより強烈に記憶に残る。ここでいろんなことを考えさせられるのは大人になったからなのか。土曜の夜はそれから「クイズダービー」「8時だよ全員集合!」と続く。家族みんなでご飯食べながらテレビ見るのが幸せで平和な時間だった。昔話はそれを確認させるためにやってたのかな。
2018 03 19
10分で日記を書いてみる。寝るまでに書いたらいいと思うが早く片づけてしまうと気が楽だ。
出張はそこでのんびりできても帰って来てからやらなくてはいけないことがたくさん出てくる。今はその片づけの最中。やっつけで終わらせることはできないので真剣にしっかり取り組む。なので疲れはまだまだ解消できない。
あー、腹が減ったなと、無性にラーメンが食べたくなる。やっぱりクセになるのだ、夜中のラーメン。イレギュラーな時間が旅の楽しみで、だから許されるのだが、日常に戻った今は帰りにラーメンを食べたり、総菜屋のコロッケや、スーパーのたこ焼きや、コンビニのパンをつまんだりしてはいけないのだ。それがその腹のたるみにつながるんだぞと、ほら10分で書くとやっつけの日記になる。でも悪い習慣はそうやって改善すべきだけど日記を毎日書く習慣は悪くない。今日一日を振り返り頭に残ったことを書きとめておく。誰のためでもない自分にとっての毎日違う大切な日々の記録。
2018 03 18
睡眠が足りてるわけじゃないのに旅の間は眠くならなかった。その分まとめて昨日眠くなった。子供と一緒にベッドに入ったらそのまま寝てしまう。それが昨日の日記を書けなかった言い訳。ようやくリラックスできたのかもしれない。いや旅の間も十分楽しく過ごせたのだけれど、睡眠だけは自分のベッドじゃないとだめらしい。目覚めて先週同様お店を両方開ける日曜になったが、今日は相棒が平松店で僕は節田店。静かなのは変わらないがここにはチビがいる。寝てくれない限りシーンとはならない。が、思いもかけず預かってもらうことになった。店の中では旧型のPCのファンの音だけが聞こえる。外は鳥のさえずりと遠くで波の音。家では時計のこちこちなる音。遠くでたまに車の走る音。静かな日曜日。本当にありがたい。
2018 03 16
助け合って生きてるつもりが利用したりされたりの関係になる。結果プラスマイナス0ならバランス取れているのかもしれないが、常にそこを計算するのはいやらしい。いつでも見返りを求めず他人に尽くし、それがまわりまわって自分のためになるのが理想だが、自分のために人を動かすのが当たり前だと思っている人も多く存在する。もしや自分もそうなっていないか考えてみる。どちらかと言えばやはり僕はいいように使われる側の人間だが、「世の中には使う人と使われる人の2種類しかいない」と言ったAさんの言葉にも「それでも自分はまだ利用価値があるだけましだ」と言ったNさんの言葉にも決してうなずきたくない。感じるのは虚しさだけだ。
あ、利用する側の人間が常に自分が利用されないように注意を払ってるのは過去に痛い目にあっているからで、それはそれで悲しい連鎖だ。利用されても受け入れ、笑っていられたNさんの方がやはり強くて正しいのかもしれない。