台風の休みと定休日が続いて2連休した。
と言ってもどこにも行けずうちに閉じこもっていたので体がなまる。
長い台風だった。海の近くの暮らしの唯一の欠点は塩害。ずっとべたべたの風が吹くから窓も開けられず、24時間エアコンのお世話になる。
やっぱりなんとなく不健康。
今日ようやく日常が戻ってきた。車や家の窓を水洗いする。ついでにエアコンや扇風機、空気清浄機のフィルターもきれいにした。
洗濯ものも日光にあててすぐ乾いた。スッキリ。
ただ、これで終わりならいいけれどまた来週あたり新しい台風がやってきそうだ。
せっかくきれいにしたのになぁ。
台風が過ぎてしまったあとは秋への切り替えが始まる。日暮れが早くなったり朝晩が涼しくなったり。
あんなに大好きだった夏がだんだん嫌いになったきた。今年はかっこいいクワガタにも会えなかったし。。。
寒い冬こそ楽しみがたくさんある。想像して浮かぶのはあったかいマフラーや手袋、ニット、ツィードのジャケット、、、なんてやっぱり服が好きなんじゃん。
でも島暮らしじゃもうそんなの必要ないかもね。
2022 09 03
本日 台風のためお休みします
直撃は免れたので大きな被害はなさそうですが、このまま無事通過してくれますように。
2022 02 05
お店のHPのトップに置いた記事が去年のままだと、時間が止まっているようでいけない。
暮れの時点では、このままコロナが収まればいいな、そして出張に行けたらいいなと、淡い期待もあったのに、やはり新しい種類のウィルスがまた出てあっという間に広がった。
2月は一応奄美も1年の中で一番寒い時期だが、例年だと新しい春の服の入荷ラッシュで一足先に店内は春めいてくる。
これが洋服屋として楽しみなのだが、今年はそれがない。
仕方がないのだ。いつかまたおすすめしたいものがたくさん増え、モノを通じてお客様と喜びを分かち合える日が必ずやってくる。
2022 01 23
うちのチビが夕方、急にとっても寂しくなったと母親にぎゅっと抱きついた。
わかる。冬の夕方突然襲ってくるんだよね。
漠然としたさみしさ。僕も子供のころ何度もあった。いや今でもある。
そういう時は早く明日にならないかなと思う。明るい日差しの中、学校に行けば約束しなくても友達に会えるから、大勢の仲間とともに生きていると実感することができるから。
大人になると人とのかかわりも面倒くさくなったり、静かに一人で過ごす時間も楽しめるようになるんだけどね。
2022 01 19
母からの電話
「この電話おかしいのよ。相手が電話にでないとずっと呼び出し音が鳴りっぱなしで・・・」
(そりゃあ相手が電話に出ないならこちらから電話を切らない限り鳴りっぱなしだろう)
切れないっていうのはもしかしたら受話器のマークをタッチしないでスワイプしてるのか?
そう思って「軽くポンとタッチしてみて」とアドバイスすると
「いや、画面が真っ暗でどこも押せない」
なんのことはない。真っ暗な画面=電源が切れている=なのに音だけ鳴っている=故障
と勘違いしているようだ。
横のボタンを押すと画面が明るくならない?と聞くと、なったと返事。それで赤い受話器のマークを押すだけだよと教える。
電話のことを電話で伝えるのは大変だった。
やはり物理的なボタンじゃないと難しいのかなぁ。
いや、僕もガラケーとスマホの2台もちだったとき通話はガラケーだったから、確かにスマホだとちゃんと切れたか不安だったり、切った後にもう一度かけてしまったりしたっけなぁ。要は慣れだと思うんだけど・・・
ボケてしまわないよう逃げずに使い続けてほしい。僕もイラつかないよう丁寧に教えてあげないとと思う。
高齢化が進む社会で誰もがスマホを使いこなせるわけではない。なので近所でもし困っている方がいらしたらいつでも教えます。
遠慮なくどうぞ。
2022 01 18
昨晩20時半にベッドに入り、起きたのが6時半。なんと10時間も寝れた。いつもなら3時ころに目が覚めてしまってもおかしくないのに、トイレをもよおすこともなく朝までぐっすり眠れたことにびっくり。それぐらい珍しいことだ。
長時間寝れないのは歳をとった証拠だといわれて、仕方ないとあきらめていたが、なんだ寝れるじゃんか。不眠の原因になる悩みや不安はたくさんある。だけどそれよりも夢や希望のほうがはるかにたくさんあるのだ。毎日わくわくする気持ちで目覚め一日一日を楽しみ味わいながら生きていくのが理想だ。
昨日、冷蔵庫に置き去りにされていた実家の母にもらった安い栄養ドリンクを一本のんだら、何だか無性にやる気がでて、店の模様替えを始めた。大体気まぐれで始めてしまうと、「やっぱり前のほうが良かったな」などと、すぐに配置をもとに戻してしまったりするので、(せっかく動かしたのに!と)相棒に文句を言われる前に一人でこっそりやるのだが、今回は途中で見つかってしまったので「お、ちょうどよかった。そこ持ってくれる?」と調子よく手伝わせた。「このラックはここで、もう少し短いバーに変えた方がよくない?」なんて意見にも普段なら「いや、ちょっと黙ってて」なんて言ってしまうのだが、素直に取り入れる。結果、とてもいい感じに模様替えができた。
実は僕の理想は叔父の経営する「高千穂理容室」だ。
あとここに本棚があって毎週新しい雑誌や漫画が届くといいなぁと夢想する。
生業として選んだのが服やなので毎回仕入れては売るを繰り返し、毎月の予算、年間の予算を追いかけることを続けてきたけれど、好きなものが並んだお店でお客さんとゆっくりおしゃべりして楽しみを共有できれば別に服じゃなくてもいい。
僕は店の空間が好きなのだ。
床屋のおじさんの空間はとてもいい。そういう場所を持ち続けるおじさんを尊敬するし、そうありたいと願う。
merry christmas!!
雨の一日。そんなに寒くない。
ずっと年末年始の営業をどうするか考えていた。
結果、例年通りにすることにした。
29日まで営業して30日~1日までが休み。2日からまた通常通り。
コロナに負けないように頑張ってきたつもりだったが、今年はいろいろと考えさせられた。
ものをたくさん作って売る、お金を増やさないと回らない世の中にうんざりする。
余ったら処分。保管しておくだけで経費が掛かるなんて・・・馬鹿らしい。
必要なものだけ作って、販売する。それ以上に稼ぐ必要はない。
僕らは生産する側ではないので仕入れを調整すればいいのだが、仕入れた商品の価値がメーカー側の勝手な都合で変わってしまっては困る。
生産から販売までひとつひとつ大切に扱ってほしい。
コロナで学んだことを活かして、何かいい方向に変わるものもあっていいはず。
それを模索しながらしぶとく店を続けていきたい。
2021 08 29
夏休みが残り一週間となった水曜日に今年初めて海に行った。
まともにまぶたが開けられないくらい眩しい風景が目の前に広がっている。
何にも考えず海に浮かぶ。飛行機が白い筋を空に描いていく。
そのまま時間を止めてしまいたくなる。子供は友達と遊べるのが最高に嬉しいらしく、はしゃぎまくっている。
それを見ているだけで僕ら大人も笑顔になる。いい休日だ。
お腹がすいたので、みんなでランチを食べに行った。小さい子供連れだったけれど、店員のお姉さんたちがとっても優しくしてくれて癒される。
その後、用事を済ませるために街にでるが、平日の昼間は人も車も少なく本当に静かだ。
このままがいいなぁ。
毎年、夏になって若者がたくさん押し寄せて、落ち着かないってのは困る。
コロナはもちろん収束してほしいけれど。
4日たった今日あたりからようやく日焼けが落ち着いてきた。
ずっと日々焼けっぱなしの生活だからと、気にせずに海パン一丁で入ったが、顔も背中も胸も真っ赤に焼けていて、特に風呂上りがピリピリして痛い。若い頃は夏の勲章のように翌日の後悔も我慢できたが、今は正直しんどい。これからボロボロ剥けていくのかしら。
2021 06 23
空気清浄機のアプリが示す奄美市の外の空気は「汚れている」だが、空は青く澄み風も爽やか。
布団を干し、ベッドのシーツも洗い、枕やクッション、ぬいぐるみまで庭のテーブルや椅子に並べる。シーツが風にそよぐ様子を眺めているだけで気分がいい。
子猫事件から3週間が過ぎた。かぼそい鳴き声は「おなかすいたよ~誰かたすけて~」に聞こえたから向かいの老人ホームのお姉さん、お兄さんがたまで巻き込んで捕獲をしたのに逃がしてしまった。
苦労して捕まえ、箱に入れて家に連れ帰ったのだが、狭くて怖いだろうなと、もっと大きな箱に引っ越しさせてあげようとしたら、そのすきに逃げた。窓は閉めてあるし家の中なら大丈夫だと思っていた。途中ドアにぶつかりながら浴室の前の洗濯機の裏へ。捕まえようと洗濯機をずらすと今度はすばやくリビングからキッチン、そして冷蔵庫の裏へと逃げ込んだ。小さく小さくなってひたすら身を隠すから、しばらく放っておいた。冷蔵庫の裏から姿が見えなくなったので開けておいた窓から出て行ったのかなと思っていたら数時間後にまた鳴き声がする。よーく見てみると冷蔵庫の奥まで入り込んでいる。挟まって動けなくなってるようだ。この黒いコンプレッサーって触れると熱いよな、と、急いでコンセントを抜く。が、すぐは冷めない。ずっと熱いままだ。このまま長く挟まっているとやけどするだろうし、弱って死んでしまうかもしれない。
だけどどうやっても取り出せない。こうなったら冷蔵庫を壊してでも助けるしかない。近くの電気配線工事屋さんに電話をして来てもらう。
「家電は扱ってないからあまり自信ないですけど・・・」と言いながらも手際よくコンプレッサーの配線を外し固定しているナットをゆるめて手前にずらした。すきまができたので子猫は自力で飛び出し、そのまま玄関から外に逃げた。挟まってるときは涙をにじませ、震えているようだったから元気に走り出した姿を見てホッとした。もうどこに行ってもいいよ、危険な家の中で死んじゃうより外で自由になったほうがいい。そう思った。あとから駆けつけてくれた猫好きの友人はちゃんと保護しないと車にひかれて死んじゃうよ!と言ってくれたが、もう捕まえる気にはなれなかった。ただおなかすいたら、うちに戻って来たらいいなと玄関にご飯だけ用意した。その子猫がたべたかどうかはわからないが、朝になるといつもきれいに無くなっていた。鳴き声も五日間くらいは聞こえていたけれど姿は見えなかった。大雨の日はどこにいるだろう、気にはなるが、またふらりとテラスに現れることを期待した。
先日、子どもの野球の帰りに、家から道路を渡った畑の用水路のそばでその子猫を見つけた。車を停めて近寄ったが、どこにもいない。隠れるのは得意になってしまったか。ともかく生きていた。よかった。その晩僕は子猫の夢を観た。大した内容ではなく親猫と兄弟と一緒に過ごす姿だった。夜中に目が覚めて考えた。もしも自分が猫に生まれ変わったらどうするか。人間のそばで安全に暮らすペットになるのか、それとも本能のままに野生の猫として生きるのか。出した答えはやっぱり「100万回生きた猫」と同じだ。僕はいつでも追いかけていたい。
2021 06 18
雨、晴れ、雨。日替わりのお天気。毎日雨が降ったり、毎日晴れの日が続くより半々のほうがいいかも。庭の植物に水をやらなくてもいいもんね。午前と午後で天気が変わるのは困ることが多い。日中晴れで夜中だけ雨が降るのならまぁ問題ない。ただし翌朝のグラウンドコンディションに影響しない程度に。毎日、日記を書いて残しておくのは良いことだ。けれど公開できることと、できないことがある。非公開のほうがなんでも正直に書けるが、誰かに読んでもらいたい気持ちもある。喜べることと残念なこと、大体半分くらいなのかなぁ。お金があるけど○○がないよりも、お金はないけれど○○があるのほうが断然良い。両方あったら最高なのは知ってるが、なにしろ半々なのだ。リスクはあるが、オリンピックを楽しみたい。ウィルスの脅威とも戦いつつ、世界中が熱狂する祭典をやっぱり観てみたい。正々堂々と戦い、金がないところを金があるところが助ける。世界中が協力すれば新しくて正しい未来の扉が開くはず。
