2018 03 12

27才の若い男と駅で待ち合わせた。いきなり「老けたね」と。途中のバスや電車の中、LINEで近況をきいた。すっかり変わった駅とその回りの風景。その男と同じく街も未来の姿になった。駅前の店でラーメンと餃子とライスを食べた。「相変わらず食べっぷりいいね。歳をとっても食が細くなってないのはうれしいね」だと。一人暮らしの男の部屋で一緒にビールを飲む。南の島から出てきたじじぃにとって、毛布一枚で寝るのはちょっと過酷だ。マフラーを巻いてパーカーを被って目を閉じた。眠れたのかどうか、窓の外の明るさで目が覚めた。隣で寝息が聞こえる。さぁてキスして起こすか。