スターチャンネルやWOWWOWの無料期間にため込んだジムキャリーの『ふたりの男とひとりの女』『トゥルーマンショー』『ライアーライアー』を観た。どれも一度観たものばかりだったので、大体というか、ほとんど覚えていたが、それでも10年前のものだったりで改めて観てみたら新鮮だった。最後に観たのがライアーライアーだったので、その感想みたいになるが、やっぱり男親って悲しい。子供に愛され(続け)る父親になるのって実はすごく大変で難しいことなんじゃないかと思う。駄目なところたくさんあるのに虚勢をはって厳格な父を演じてもすぐ見透かされてしまうし、そのままいいかげんさをさらけ出したらそのうち相手にされなくなる。どんなに恰好悪くても素直に一生懸命愛情を注ぐしかない。お互い傷つけたり傷ついたりしながらも。
「父の日」影薄いなぁ。でも、普段は忘れていても今日は父の日だということで思い出すこともある。そのためにあるのかも。まぁ親は子供の日じゃなくてもいつも子供のことを思っているんだけどね。
誰かの父でもあり、また誰かの子でもある自分。一緒に過ごす時間はやはり宝ものだ。今までもこれからも。