タイムトラベラー

元々TVが大好きだった僕は子供の頃から年末や正月は新聞の番組表とにらめっこで
特番や好きなタレントの出るものは見逃さないようチェックしてた。
お正月や大晦日しか観れない番組は当然で紅白なんて絶対に途中(演歌のおじさんのところ)で寝てしまうのにもう楽しみで仕方なかった。
最近は裏番組のK1などの格闘ものとチャンネルをガチャガチャ・・じゃなくて
くるくるかえながら観ているが。
おとといの月曜、普段はめったにみないNHKの番組に釘付けになった。
新聞の見出しからしてドキドキした。
「わが愛しのキャンディーズ」
内容はデビューから解散までのドキュメント仕立てで
良かったのは曲をきちんとまるごとワンコーラスでも最後まで流したところだ。
たった4年間の活動だったらしく僕が小学校6年から中3の間だった。
その当時の番組からの映像は懐かしく、
僕が思い出したのはその時に暮らしていた家だったり、
TVを観ながらも勉強する時間が気になったことだったり
(その頃はもう何時間でも机に向かって夜更かしできた気がする)
紅白を一緒に観ていた母やおばさんたちが
「スーがクァッタブラ(でぶ)だけど一番かわいい」って言ってたことなど。
番組を見ている間本当にタイムスリップしたみたいな感覚だった。
30年前なんてついこないだだったんだよね。