七夕

昨日は旧暦の七夕。店の真上にあるテラスでゴザを敷いて横になる。
はじめは星がたくさんあって綺麗だなぁと当たり前に感じるだけだが、じっと見ていると星はどんどん多くなり10倍くらい膨らんで自分の背中が地球にぴったりと張り付いたまま一緒に宇宙に浮かんでる感覚になる。日常の暮らしが一瞬遠ざかり、今こうして生きていることの不思議さを思う。本当は生まれてから死ぬまでずっと一人ぼっちでそれは猫も人間もみんな同じだと思った。
と、書いている今はもう煌々と日が射し、眩しい光に包まれたいつものけだるい昼間で、なーんだみんな一緒に生きているから幸せなんじゃんと夜の寂しさが嘘のよう。