早朝の練習に夕方の部活、そして年明けの駅伝に向けての練習まで加わって運動漬けの毎日。本当、体調を崩さないように気をつけないとだ。都心に雪予報が出ていた今日、島も風が冷たく実際の気温よりも体感温度はかなり低かったはず。そんな中、僕は夕方眠気に負けてちょっとだけ寝た。楽しい夢を見た。これくらいなら正夢になってもおかしくないようなちょっと願望の混じった夢。僕は本も映画もSF的なタイムスリップものが大好きなんだが、時間の流れを常に意識して今この瞬間を楽しめたら良いなと思っている。例えばとっても良い眺めの景色の中にいる自分、これを俯瞰で見ているような、後からこの景色も気持ちも必ず何度も思い出すだろうと頭に浮かんだ時、もうすでに遠い未来から今を過去の出来事のように眺めている。昨日、母親と車の中で話した事もいつか懐かしい記憶になると分かっているからしみじみと目と耳で捉えるようにした。ちょうど幼かった僕が母と手を繋いで歩いた道を反対に車で通り過ぎる。50年の時がそこに混在している。過ぎてしまえばそれもほんの一瞬なのだ。