2022 12 31

ずっと雨続きのうっとおしい日々が続いていたがようやく晴れた。朝起きても雨だったので今日もあきらめていた分、余計に嬉しい。
家の掃除、洗濯を済ませて店を開ける。お店の窓も開け放って空気の入れ替えをした。棚卸も気分良く終わったので休みを返上してそのまま開けることにした。実際不景気な世の中だが、来年はいい年になるの予感は信じたい。
来年、僕は年男だ。20歳になる正月も40歳になる正月もよく覚えているが、そこからさらに20年経ったなんて。
振り返ると20年後じゃなく10年先だって誰とどこで何をしているのか全く予想できていなかった。だから10年、20年後の自分の世界がどうなっているのか・・・生き抜いて見てみたい。
18で島を離れて38で帰ってきた。その間も20年だしその後も20年。そしていま島に住んでいながらもなかなか母校に行く機会はなかったが、先日、子供の野球のイベントで大島高校に行くことができた。41年ぶりに坂を登る。高校の頃もたいして体力がなかったから今もそんな変わらないはずだと、一度歩いて登ってみて、確かに急だけど走れそうだなともう一度下って、駆け上がってみる。息はもった(かな?)が足の筋力が付いてこなかった。
校舎が立て替えられ、学んだ教室の面影は全くなくなっていたが、部活で通ったグラウンドそのものは変わってなく、ただ土の色が濃くなり、太陽にじりじり照らされて乾いた土に汗が染みこんでいくような、自分の影だけが濃くなる眩しいくらいの地面の白っぽさは、あれは夏の思い出だからかと曖昧になる。あと見上げた空が狭かった。山に囲まれた場所だったんだなと改めて感じた。
サッカーボールが転がっていたらゴールに向かって蹴りだしていったかな。