2022 01 23

うちのチビが夕方、急にとっても寂しくなったと母親にぎゅっと抱きついた。
わかる。冬の夕方突然襲ってくるんだよね。
漠然としたさみしさ。僕も子供のころ何度もあった。いや今でもある。
そういう時は早く明日にならないかなと思う。明るい日差しの中、学校に行けば約束しなくても友達に会えるから、大勢の仲間とともに生きていると実感することができるから。
大人になると人とのかかわりも面倒くさくなったり、静かに一人で過ごす時間も楽しめるようになるんだけどね。

2022 01 19

母からの電話
「この電話おかしいのよ。相手が電話にでないとずっと呼び出し音が鳴りっぱなしで・・・」
(そりゃあ相手が電話に出ないならこちらから電話を切らない限り鳴りっぱなしだろう)
切れないっていうのはもしかしたら受話器のマークをタッチしないでスワイプしてるのか?
そう思って「軽くポンとタッチしてみて」とアドバイスすると
「いや、画面が真っ暗でどこも押せない」
なんのことはない。真っ暗な画面=電源が切れている=なのに音だけ鳴っている=故障
と勘違いしているようだ。
横のボタンを押すと画面が明るくならない?と聞くと、なったと返事。それで赤い受話器のマークを押すだけだよと教える。
電話のことを電話で伝えるのは大変だった。
やはり物理的なボタンじゃないと難しいのかなぁ。
いや、僕もガラケーとスマホの2台もちだったとき通話はガラケーだったから、確かにスマホだとちゃんと切れたか不安だったり、切った後にもう一度かけてしまったりしたっけなぁ。要は慣れだと思うんだけど・・・
ボケてしまわないよう逃げずに使い続けてほしい。僕もイラつかないよう丁寧に教えてあげないとと思う。
高齢化が進む社会で誰もがスマホを使いこなせるわけではない。なので近所でもし困っている方がいらしたらいつでも教えます。
遠慮なくどうぞ。

2022 01 18

昨晩20時半にベッドに入り、起きたのが6時半。なんと10時間も寝れた。いつもなら3時ころに目が覚めてしまってもおかしくないのに、トイレをもよおすこともなく朝までぐっすり眠れたことにびっくり。それぐらい珍しいことだ。
長時間寝れないのは歳をとった証拠だといわれて、仕方ないとあきらめていたが、なんだ寝れるじゃんか。不眠の原因になる悩みや不安はたくさんある。だけどそれよりも夢や希望のほうがはるかにたくさんあるのだ。毎日わくわくする気持ちで目覚め一日一日を楽しみ味わいながら生きていくのが理想だ。
昨日、冷蔵庫に置き去りにされていた実家の母にもらった安い栄養ドリンクを一本のんだら、何だか無性にやる気がでて、店の模様替えを始めた。大体気まぐれで始めてしまうと、「やっぱり前のほうが良かったな」などと、すぐに配置をもとに戻してしまったりするので、(せっかく動かしたのに!と)相棒に文句を言われる前に一人でこっそりやるのだが、今回は途中で見つかってしまったので「お、ちょうどよかった。そこ持ってくれる?」と調子よく手伝わせた。「このラックはここで、もう少し短いバーに変えた方がよくない?」なんて意見にも普段なら「いや、ちょっと黙ってて」なんて言ってしまうのだが、素直に取り入れる。結果、とてもいい感じに模様替えができた。
実は僕の理想は叔父の経営する「高千穂理容室」だ。
あとここに本棚があって毎週新しい雑誌や漫画が届くといいなぁと夢想する。
生業として選んだのが服やなので毎回仕入れては売るを繰り返し、毎月の予算、年間の予算を追いかけることを続けてきたけれど、好きなものが並んだお店でお客さんとゆっくりおしゃべりして楽しみを共有できれば別に服じゃなくてもいい。
僕は店の空間が好きなのだ。
床屋のおじさんの空間はとてもいい。そういう場所を持ち続けるおじさんを尊敬するし、そうありたいと願う。