「一年間を振り返ってどうだった?」と、風呂に入りながら小学一年生のチビに質問される。
「うーんそうだなぁ、もっとお店を頑張らなくっちゃと思ってるよ」
「そうじゃなくて、どうだったかって聞いてるの」
「はい!まだまだ努力が足らなかったと思います!」
「僕は階段をひとつ登った気がするんだよ。だって頑張ったもん」と一年生が答えた。
そうだよなぁ。毎年そう変化のない一年を過ごしてる者と比べたら本当に大きな成長だ。
「お父さん、お店はもっと進化しないとだめだよ。僕が教えてあげるから」とお客さんを増やしたり、喜んでもらえる方法を教えてくれる。看板を目立つ所にだす。お店に子供のコーナーを作る。買い物かごを置いてスムーズにレジに並べるようにする。などなど。
「働く仲間を増やしたい。そのためにできる仕事の量をふやしたい」「いいね!それ」
と、7歳の子供とこれからの希望について語り合う。