2015 02 26

仕事柄、年に何回か東京へ出張する必要があり、JALのマイルなどを上手く利用してなるべく安く行けるように手配していたのだけど、それでも費用としては大変だった。それがバニラエアのおかげでだいぶ楽になった。
そしてそのバニラ効果は観光のお客様が増えるだけでなく、島の人が気楽に東京に遊びに行くパターンにも結びついているようで、つい先日、うちの母も職場の人たちと二泊三日の社員旅行に行ってきた。
初めてではなかったので、昔に比べると高層ビルが増え、風景も変わり、人の多さに疲れたと言った。
ただ、日頃一緒に働く仲間との旅行はやっぱり楽しかったらしく、
「最近、肩が上がらなくて痛みもあるから憂鬱でね、今回の旅行もあまり乗り気ではなかったのよ、でもいざ行ってみるとその肩の痛みを忘れるくらい楽しくて、重い荷物も全然平気だったよ」と言った。
そんな母が買ってきたお土産がびっくりするぐらい美味しかったので、僕らが買ってくるお土産がちょっと恥ずかしいくらいだった。僕らも最初の頃はあれこれ悩んで買っていた気もするが、最近はもうこれでいいよねと毎回同じようなパターンになっている。母はせっかく行ったのだからと僕らが気に入ってくれそうなものを頑張って探して選んでくれたのがわかる。
母は事前に「何故、バニラは安くできるのか」を勉強(?)していたからか、機内でもいろんなものを買って食べたり飲んだりしたらしい。それは安くしてもらった分を還元する気持ち、応援したい気持ちで、あぁ島の人らしいなと思った。僕みたいにせこい人間はせっかく安いチケット取ったのだから、飛行機のなかでも余計にお金を使わないよう我慢!などとついつい思ってしまうのだけれど。