昨日はたまの日曜休み、家族でのんびり贅沢な時間を過ごしました。
こういう仕事をしていても日曜と平日の朝の空気感ってやっぱり違うんですよね。
日曜の朝はのんびり穏やかな感じ。
普段はサービスを提供する側なので、日曜なのに休んでて大丈夫かなぁ?とちょっと落ち着かない気持ちもありましたが、いろんな場所に出掛け、季節を感じ、人に会い、おしゃべりするうち、(休みでも用事に追われることが多い)普段とは違う充実感を得られました。
たっぷり休日を楽しんだ感じです。
で、今日から仕事も頑張らなきゃという気持ちでいっぱいなのです。
明日お休みします
明日25日は日曜日ですがお休みいたします。
皆様にはご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いいたします。
古い友達
20代で知り合った友がいる。
お互い遠く離れた場所で生まれ育ち、上京し、卒業(中退)し、社会人になった。
職種は同じだけれどそれぞれ違う会社に勤めていて、春に配属されたのが新しくOPENするファッションビルの同じフロアだった。しかも売り場が向かい合わせだったからいやでも毎日顔を合わせる。
年はひとつだけしか違わず、すぐに打ち解け仲良くなった。ずいぶん調子のいいやつだなと思ったのが第一印象。
お互い一人暮らしだった僕と彼のアパートは偶然にも同じ目黒にあり、歩いて行けるくらい近かった。
一緒に帰ることもあったし、駅前でご飯を食べたり、お互いの部屋で飲んだり、休みの日には車や電車で海に出掛けたりもした。
こうして思い出すと本当に仲良かったんだと改めて思う。
でも大体この仕事は半年、長くても一年で職場が異動になる。僕らも同じだった。
仕事場が変わっても、家が近かったから付き合いはあったが会う機会はだんだんと少なくなっていった。
しばらくして彼が田舎に帰ると聞いたときはもう会うことはなくなるんだととても悲しくなったが、それでも自分の事で精いっぱいで忙しくしてたらいつの間にか忘れていった。
彼は生まれ故郷の四国に帰り、僕はそれから15年間東京で暮らした。
その間に二度会っている。僕が仕事で四国を回った時と彼がやはり出張で上京した時だ。
今思うとよく会えたなと思う。出会ってから30年の間、僕は何度も引っ越したし電話番号も変わってる。
気にして連絡を取ったつもりはなかったけれど、それでもちゃんとまだ繋がっているのが不思議だ。
今年も遅れて届いた年賀状の、家族と一緒に並んだ幸せそうな笑顔をみながらそんなことを思った。
また会いたい気持ちはもちろんあるが、正直会う機会はなかなかないだろう。
それでも忘れずにお互いを思う気持ちはずっと続く。
一生の中で男女を問わずたくさんの出会いがあるが、生涯を通して付き合える相手は少ない。
それはちょっと寂しい気もするが、その代り本当に大切な人ととの縁は離れていてもちゃんと続いていく。
若かった頃、「明日に向かって撃て」や「黄昏」を観て涙した理由もここにあったんだと今思い出した。
抱負
清々しい気持ちで新年を迎えることが出来ました。
大晦日にいきなりダウンして、二日からお店を開けるのは無理か?と不安になりましたが、
元旦の朝にはすっきり回復しておりました。軽い胃腸炎だったようです。
元日の朝、気分良く目覚め、犬の散歩に出掛けたら、生憎の曇り空で霧状の細かい雨も降ってくる。
もしやと思い、太陽と反対の空に目をやると大きな虹が。
新しい年の始まり。
連続して続く日々の中ではあまり特別な意味は無いようにも思えるのですが、やはり何かいいことが起こりそうな、ちょっとスイッチが切り替わったような・・・そんな気持ちになりました。
晴れた日は心も晴れやかに曇った日はどんよりとと、天気に合わせて当たり前のように心境も変化してしまいますが、たとえ雨でも嵐でもいつでもここに来るとほっとするような温かいひだまりのような空間を作ることが大事なのではないかと思いました。洋服屋に限らず、カフェでもレストランでも本屋でもレコード屋でもみんなそう。そういう店があるから街は楽しい。通販だけでこと足りる世の中は寂しい。僕はそんな街の、人々の暮らしの、一部になれる店を作りたい、守って行きたいと改めて思いました。こんな事を言うと、今まではそうじゃなかったのかと怒られそうですが、今年はよりwelcomeな気持ちを強く持って頑張って行きたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願いします。