2014 01 28

ここでトイレに行ったり、そのまま犬の散歩に行ったりしたらまた日記を更新することはなくなる。なのでおしっこを我慢しながらキーボードを叩いている。それに昼寝から目覚めたばかりなので夜中に書いたラブレターのようなちょっぴり気恥ずかしい文章になる恐れもある。昼寝というよりうたたねに近かったのだけれど、縁側に三つならべて干したクッションの上に寝っ転がったら、あまりの気持ち良さに目を閉じた瞬間寝た。多分5分くらいの間。目を開けると景色がやたら明るく眩しかった。天国かと思うくらい。ゆっくり辺りを見渡すとテラスの真ん中で犬が、窓際で猫が同じようなポーズで気持ちよさそうに寝ている。ふと、いつかまたこの風景を懐かしく思い出す日が来るのかなと思った。きっとこことは違う場所で。そして今の僕をまだ若かったなと思うに違いない。
映画やTVドラマで恋愛ものを観ていて、やっぱり恋というのは神様がくれた人生のご褒美なんだと思った。
それがあるから人の未来は永遠に続いていく。でもふとそのエネルギーの比重って相当大きいんだと思った。人によってさまざまだとは思うが、僕の場合は明らかに大きい。いや大きかった。冷静に振り返るともっと違うものにそのエネルギーを使ったほうが良かった、正しかったのではないかとも思う。
だけど、もしまた人に、男に(女になった自分は想像つかないから)生まれ変わるのなら、僕はやっぱり誰かを好きになって頭の大部分を占領されてそのせいで何かを失ってもそれに気付かず毎日が馬鹿みたいに眩しく輝くような人生がいいなって、ほらやっぱり恥ずかしい文章になったじゃないか。
skip 20140124.jpg