振り返ってそこから

一年というのは短いのか長いのか、あっという間だった気もするし、ようやく過ぎた気もする。
震災直後、翌日に控えた東京行きを迷いながらキャンセルし、ニュースで流れる被災地の映像を対岸の火事のように眺めた。普段通りに暮らすこと、日々の小さな幸せを噛みしめながら生きること、それでいいと、他にできることは何もないと自分自身に言い聞かせた。
日常ではない事、それは誰の身にも起きる。本当に辛い悲しい一日は人それぞれ違うものだ。
そして悲しみは人それぞれが抱えて生きて行くしかない。
3.11は多くの人がそれを共有した。みんなで乗り越えればいい。
でも悲しみを共有するより、嬉しいこと楽しいことを共有できるほうがいい。
だから悲しみ以上に嬉しいこと楽しいことがいっぱい待ってる未来を目指そう。前に進もう。