『坂の下の湖』 伝えたい言葉

そりゃ大人になれば、いろんなことが解りすぎて、次第に夢や希望を持てなくなり、不平や不満ばかりでてくるのは仕方ないだろう。
でも、
『どんなに息苦しくて閉塞した社会だろうが、きみの青春は今の時代にしかない。
むざむざ時代の空気に染まって、周囲と同じ暗い顔をしている必要などない。
きみは仕事でも恋でも夢でも、自分勝手に追いかけて行けばいい。』
この石田衣良さんの言葉に僕は激しく同意する。
当然、若い世代に向けられた言葉だけれど、まだまだ未熟な僕らだって似たようなもん。
どの時代をいくつで生きようが、今を楽しまないのはもったいない。
無責任だと思うかもしれないが、僕は今、この瞬間も子供のように夏を楽しみたいと思っている。
なんにもない、時が止まったようなシンプルな夏がここにはあるよ。
みんな遊びに来たらいいのに。