分厚く重たい雲に覆われた島の冬らしい一日。昨日も今日と同じような天気だったが、休みだったし、病院に行ったし、モスの塩バターチキンバーガーも食べたし、立神と龍の大きな絵もみたし、絵本や詩も読んだし、KARAも踊ってもらったし、隠れ家レストランはお休みだったけれど、おかげでもっと美味しい骨付き肉をみんなでいただいたから、ちっともさびしくなかった。けれど、一度だけびっくりして泣いた。蓋をして押さえているだけで、油断していると悲しみはいつでもそこからあふれてくる。振り返ると昨日はやっぱり不思議な一日だった。あそこであの絵に出会ったのも、たまたま家に戻ったタイミングで立神に向かうあのご家族に出会ったのも、あの本を偶然見つけて読んだのも、みんな意味のあることだった。僕は本を読みながら、想いを巡らした。そしてようやく自分がこれから何をすべきかわかったような気がした。まずは頭の中にあるイメージをちゃんと形にしてみよう。ちょいと本気だします。