「それじゃまた」と一度お店を出たあと、すぐに一人で戻ってきて
「やっぱり、これとこれとこれを下さい」
「同じものを柄違いで?」と聞くと
「はい。これはプレゼント用にお願いします」
と、お友達にわからないように買うためにわざわざ一度でて、お友達を車に残して戻ってきたのだった。メッセージを急いで書いて、車のトランクに見つからないように隠しておくと笑って言った。とっさに思いついたとしたらすごいなぁと感激した。飛行機が出る30分前の出来事だ。
島と都会と離れて暮らしていてもずっと仲良しでいられる素敵な女の子たちの話。