いつか、奄美で見れる日が来るかもしれないとずっと思っていた。
それだけ、島にぴったりの人で、絶対に来てくれるだろうと。それでもこんなに早く実現されるとは思っていなかったし、昨日も直前まで本当にあそこにいけば、あの歌声を生で聴くことができるのだろうかと実感がわかず、いつもと同じ峠を登って下る間もずっと不思議な気分だった。駐車場にはたくさんの車が停まっていて、やっぱり間違いないんだと思ったが、それでもまだそこは静かで、山の上に登り、受付で予約の名前をつげ、チケットを買い、古い民家の前にステージが用意されていてそこから音楽が流れ、これから凄いことが始まる空気を感じ、そこで初めて夢じゃないと実感できた。何処にも告知されているのを見なかったし、僕はお客様からメールで教えてもらった。知らなければそのままそこに参加することもなく過ぎ去ってしまう一日だったはずで、貴重なLIVEを生で観る事ができたことに本当に感謝します。企画してくれた方、それを教えてくれたIさん、ありがとうございました。遠くに聞こえる波の音とすぐ近くの虫の声、闇に色濃く映える山の緑を背にして、星空に突き抜けるように響かせたギターの音と歌声。ホント最高の夜でした。