ちゃんとつながっていたし、また分かち合える

ちょっとだけ寝てすぐ羽田へ向かう。
電車の中でも昨日の続きを相棒と二人で話した。昨夜は自分で決めたとおりにお酒を一滴も飲まなかったのに、ふわふわと酔っ払っているような気分になる。その場に漂う熱にあてられたみたいだった。この一週間はいろいろな出来事がぴったりのタイミングで現れ、ずっと何かにやさしく導かれている気分だった。
飛行機は離陸するまで、いつものように時間がかかりずっと待機。すぐ隣に大きくECOと書いた別の機体が見える。「すぐに飛ばないのならエンジン切ればいいのに、ちっともエコじゃない」と相棒は文句をいい、そのまま寝た。話し相手がいなくなった僕はずっとひとりで妄想を続け、そのまま頭の中でひとつお話を作った。やはり空の上は感度がよくなる。で、戻ってきて、すぐにその昨日の熱をそのまま伝えに行き、またさらに大きく膨らむ。すぐにまた葉山にお返ししようと思ったのに今度は連絡が取れなかった。でもきっともうすでに答えはわかっていると思うので、それはまたゆっくり話せたらいいと思う。
「WHO NEEDS YOU」僕は高校生の頃、QUEENが好きでずっと聴いていたのだけれど、最近はTVのCMやドラマなどで、頻繁に使われていて、それは僕と同じ世代の人がそのCMなどを手掛けていたり、また車などはターゲットとしてその年代を狙っているかららしく、そのせいでなんだか聞き飽きて耳障りな気持ちの悪い声の代表みたいになってしまった。アルバムを通して聴けば、どの曲もすっと入り込めるのだが、CMに使われる曲よりも、『世界に捧ぐ』に入っているこの地味な曲が一番好きで、次は『オペラ座の夜』の「39」(サーンジュク!)
そして、昨日の帰り際に僕はTさんにハグされながら(僕よりも相棒のほうにながく抱きついていたのは気になったが)思い出したのは、2年前sigに英語で「彼は僕のことをどう思っているか知らないけれど、僕は彼を親友だと思っているんだ」とうまく言えなかったことで、
本人に直接言うなら英語に訳すのは簡単で、別に言わなくてもいいけれど、
「YOU’RE MY BEST FRIEND」だ。