生き物

三寒四温。先日の日曜などは壊れたのかと思うくらい暑かったのにまた寒さが戻ってきた。まだ家の周りをうろちょろしている三匹の子猫のうちの一匹、ほっしゃんはオンとすっかり仲良くなっていて、お互い体を舐めあったり体を寄せ合って日向ぼっこをしている。昨日はあまりにも寒くてオンは家の中で寝ていて、ほっしゃんは寂しいのかずっと僕らのあとをついてまわり、かわいそうなのでオンの代わりに僕らが店の横でひざの上に乗せて一緒にいてあげた。もういっそのことほっしゃんも家にいれてしまおうかとも思ったがやはり親や他の兄弟と一緒にノラはノラのまま外で自由にさせておくほうがいいだろうとせめて寒さをしのげるように簡単なダンボールの小屋だけ用意した。夜、閉店後に店をでるとほっしゃんが駐車場のほうで何かをつかんだり追っかけたりしていて、近づいてよくみると本当に小さなねずみの赤ちゃんだった。どこも傷ついてなく、遊んでいるだけだったが野生で生きるということはそれを食べなくてはいけないということで、ほっしゃんもねずみもかわいそうになってしまい、ちょっと複雑な気持ちになった。
ほっしゃん、くろくろまーち、おん.jpg