食堂

朝晩のひんやりとした空気が嬉しい。いつもは三食きちんと家で食事を摂るのでめったに外食はしないのだが、昨日の休みはお昼を外に食べに行った。いつも行く図書館(公民館)の手前の道の奥のほうに小さく営業中の看板だけが見えていてずっと気になっていたところで、先日お客さんからもタイミングよくオススメされたので思い切って行ってみることにした。通りに面してないから普通ならば絶対に見つけられない場所にあるその食堂は緑に囲まれた一軒屋でまさに穴場!の店だった。メニューは迷ってしまうくらい豊富で僕はやっぱりのオムライス、相棒はチャンポンを頼んだ。期待通りの味(オムライスはちゃんと焼いた卵に赤いケチャップが一番)で大満足。子供の頃、島の食堂は何でも揃っているのが魅力でラーメンと寿司、親子丼と餃子とか普通は一緒に食べれない組み合わせが楽しく一見バラバラで何でもありに見えるが、いまどきの安っぽいフードコートなどとは全然違ってちゃんと食堂の味としてまとまっているから本当に大好きだった。何を頼んでも必ずタクアンが付いてくるし。大きく宣伝することもなく、だからといって目立たないことを売りにするわけでもなく、ずっと変わらずにそこにあり続けお客さんに喜ばれる店、いいなあ。今思い出したけど、同じ味のオムライスの食べれる店が吉祥寺にもあります。よしの屋という名で何十年も変わらない昔ながらの食堂でそこも永遠になくなってほしくない大切な店。