梅雨入りした奄美は月火と嵐のような雨。雷もごろごろぴかぴかと激しかった。
ところが昨日の休みはうって変わって快晴で今日も引き続き晴れ。
休みの日に晴れるのは嬉しいがやはり営業日に雨だとお客様の足が遠のく感じで暇を覚悟する。(基本的に忙しい事はないのですが)
今日は朝から荷物が届いたので検品して店に並べる。今の時期でも週に2,3回の納品があります。ずっと待っていた商品で僕が海の近くに店を移したときに一番並べたかったもの。どんなに年をとっても洋服を着ることに楽しみが無くなったらさびしい。人に見せるというよりも自分が着ていて楽しくなる気持ちのいい服を僕はずっと探していた。葉山のS+Cの店に初めていった時の感動は忘れない。そこに置いてある服たちは本当に明るく清潔で、さわやかな風を感じるような、そしてとても綺麗なものだった。自分に似合いそうとかではなく似合うようになりたいと思わせる服だった。海のそばで肩の力を抜き、のんびり自然体で暮らす。それは夢のようにずっと思い描いてきたことで、それが現実には叶わなくてもその服は着るだけでもその気分を充分満たしてくれそうだった。
海のそばで気持ちいい服を並べる。そしてまた誰かとその心地よさを分け合えるのが今の僕の仕事。